インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

東日本大地震に際し、精神状態を保つには? ~『癒しの風』より~

2011-03-14 06:43:07 | レイキ、サネヤ・ロウマン
テレビをつけると全チャンネルで災害情報が流れている。壮絶な映像に感情が高ぶり、体調を崩している方も多いと思われる。我が輩も、寝たのに重たい感じがし、胸が苦しい。こういう時にこそ、スピリチュアルな本が役に立つと、本棚を一瞥する。そういえば、『癒しの風』に役に立ちそうなQ&Aがあるのを思い出す。

 Q. 家族に不幸があった友人と話をしていたら、胸に塊を感じて頭痛がし始めました。このような場合、意識してシンクロしないようにする方法があるのでしょうか?

 A.情で受け止め、自分の内にある同じ波動とシンクロさせましたね。淡々と情を入れず、景色のように見てください。

  起きていることに意味も価値もありません。それは、ただそこで起きているだけです。

  たとえば、人が道端で倒れて死んでいるとします。あなたはきっと「かわいそう」「ひどい」「惨め」「大変だ」と思うでしょうし、そう思うことが当然だと思うことでしょう。

 でも実際は違います。そこには、「人が死んでいる」という状況があるだけで、意味も価値もありません。状況はニュートラルなのです。かわいそう、などという意味を与えているのは、あなたの観念であり、刷り込みです。他の角度からみたら、そのできごとは、喜ばしいことかもしれませんし、もっと違った意味合いがあるかもしれません。

 起きていることを、情や観念で判断せず、様々な角度から見て、本質に迫ることが大切です。それをすることによって、ヒーリングの相手にシンクロした時、同情したり、一緒にネガティブな気持ちにならずにすむのです。そして、本質を見ることで、相手のポジティブなポジティブなパワーを引出し、問題解決に繋がる光を見せてあげることができるのです。

 同情は美徳のように言われていますが、実際には相手のネガティブな部分を増幅してしまう、ネガティブなエネルギーの感情です。


 かなり冷めた意見である。「淡々と情を入れず、景色のようにテレビを見る」といっても、アナウンサーが情を入れているので「消音」するしかないが、カメラアングル自体にもある種の情があるので、なかなか難しい。また「本質を見ることで、相手のポジティブなポジティブなパワーを引出し、問題解決に繋がる光を見せてあげる」とは実にわかりにくいが、別の箇所にこういう文章があった。

 ・同情しないでください。

 人が何かことをなしているとき、そのことには必ずその人なりの意味があります。同情は、そのことにネガティブな意味を与え、増幅させます。同情せずにポジティブにとらえましょう。常に魂の強さを見るようにしましょう。
 

 我々は「魂の強さを見る」必要があるということか。

 

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