インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

シティ救済 ~ラビ・バトラの予言①~

2008-11-25 19:41:29 | ラビ・バトラなどの予言
昨日は更新していなかったのに、閲覧数 : 169 PV 訪問者数 : 98 IPだった(偶然のヒットか!?)

さて、この世は理不尽なことだらけである。
弱者は虐げられ、強者は優遇される(当たり前か?)
中小企業は救われないが、銀行は救われる
(朝日コム)米、シティに1.9兆円追加投入 損失肩代わりも


誰も救ってくれません(悪者が救われるのに…)

不安な世の中で、予言が求められているのかもしれない(知らない方がいいかも)

『1995-2010 世界大恐慌 ~資本主義は爆発的に崩壊する~』
ラビ・バトラ著(総合法令)藤原直哉 訳

 ラビ・バトラは学生時代は1日6~8時間瞑想し、今でも3時間瞑想をし続けているという(瞑想する学者か)

 彼はヘッジファンドが恐慌の引き金を引くという(至極当然か)。
 富裕者ほど貪欲であり、最終的な金融商品を買い、デリバティブ市場で投機的取引をする、という。「ヘッジファンドの特徴は、利益を最大化するために、自己資金に加えて多額の借入を行う。1億ドルの資金があれば、9億ドルの借金を起こして、全部で10億ドルをカジノに投入する」
 しかし、そのレバレッジによる巨額な借入が問題で、「もし一つのヘッジファンドがギャンブルに失敗し、債務不履行に陥ると、危機はファンドに融資している銀行にただちに波及する。そして一つの銀行が破綻すれば、世界の金融危機も破綻する…」という。

 だからアメリカ政府は、何が何でもシティ銀行を救済しないと

 オバマ新大統領は、昔のニューディール政策のように公共事業をやれるかといえば、「病に冒された資本主義のシステムは、もはや根本治療をしなければならない」と説く。赤字国債発行による公共事業は、癌患者に打つモルヒネと同じで、一時的な痛み止めでしかない。「1995年にはモルヒネが効果を発揮する体力のある患者はいないのです」という。それにしても、この書物は、1994年発行だわい(13年のタイムラグがあるが、今注目に値する)


 なお、彼は日経平均について言及している(古いが通じるか?)
<日本経済にとって株価の防衛ライン>


 ①15000円→ この水準を割ると、株式含み益は雲無消散


 ②12000円→ 一般企業は大幅な含み損、金融機関の含み資産が吹っ飛ぶ。
          これを下回ると不良債権が償却できない。
          それどころではなくなり、金融恐慌の可能性が起こる。


 ③8000円→ 日経平均4万円(最高値)の20%で、最悪の数字。
 
          しかしラビ・バトラは1995年から大恐慌は始まり、
          最低で5年、最長で7年続くとしている。



 麻生内閣は、末期状態の癌患者にモルヒネを打とうとしているようだが…。

 ラビバトラによると、「過度の富の集中は必ず、社会の腐敗をもたらす。富める者はどんな手段を使っても富を増やそうとし、倫理的に許されない手段や時には非合法手段すら用いる。その結果、貧困層は富を増やす機会を奪われ、抑圧が加えられ、彼らの苦悩や苦痛は耐えられないレベルまで増大する。しかし富裕者の時代の社会は、貧困層には冷淡。彼らは社会から見捨てられている。自然が登場するのはこの時。人間社会が貧しい者を救えないときに、自然が社会に代わって、彼らを救おうとする。腐敗した体制を自然の摂理が打倒しようとする。それが恐慌となって現れる…」という。

 どうやら体制そのものを変えなければならないようだ


 
 
  小説『マネー神の崇拝』変えるのは無理ではないですか(金持ちが反対します)

   
 

 小説『蛇のスカート』   
 持っていても、紙屑になります(株券は電子化されたか…)
 
 


 小説『桜の木に集う鳥たち』  そんなことをしたらクーデターが起きますよ(自衛隊政権が誕生します)

  

 
    

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