インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

8枚目…。黒田くんはどうなるか。

2013-03-08 21:27:14 | 映画や小説、テレビなど
  本日、ようやくブログのテンプレートが元に戻った。もう二度と消えないように注意しよう。

  さっきも、小説を書いていたのであるが、書き始めると、勝手にキャラクターが動き出した。あんまり登場人物が妙なところに走らないようにしなければならず、今回は主人公の黒田くんが踊らないようにしなければならない(昔はいつもの展開でした)

  何といっても、この小説のテーマは「自我意識と戦う主人公」(いや、「夢見」かもしれない)ということで、主人公の黒田くんは、理性の世界に縛られ、物事を型にはめて見ようとするわけである。現代人としては当然で、カルロス・カスタネダの書物なんて怪しいと思っているわけである。

 しかしながら、彼を取り巻く登場人物、粒島と吉田(ナワールとその弟子?)は、もう頭からつま先まで、どっぷりとカルロス・カスタネダの世界にはまっているのである。だから、『意識への回帰』『夢見の技法』とかドン・ファン・シリーズから、援用してくるわけである(読者に分かりやすく)

 実際に自分の体験も盛り込むわけであるが、何となく執筆している間に、かつてないほど神秘的な体験をしそうな気がしてならない(こう期待)。もっとも、「知覚の限界を探る」ということで、それが狙いなのであるが、スタート段階ではそれは起こりそうにない。

 現在、妄想の大洪水の中で溺れているからである。小説を書くからには、内的対話をするのは仕方がない。主人公の黒田くんも、疑ったり、固執したり、自我意識と戦っているわけである。

 しかし、それが崩れたとき、主人公も、作者も、読者も、とてつもない精神的な衝撃を受け、集合点が移動し、高められた意識状態に移行する(もちろん、半ば神がかりになったような状態で自動筆記)…

 …というような小説ができたら凄いわい(そこまでは確信が持てません)

  カスタネダの解説物語で終わらないようにしてください(え? そこが売り?)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿