インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

甘さと信頼

2011-04-16 21:04:04 | 考えるインディオ
今週は桜が満開だったので、とりあえず一枚撮っておいた。



 今日は曇りで、実家に戻らず、潮干狩りしている人を眺めながら魔法の運動する。



 さすがに酒ばかり飲んでいられないので、冷静に書いてみようと思うが(?)、どうやらこのブログは一杯飲まれながら読まれているようである(狂った状態が丁度いいのですね)

 グダグダと屁理屈を並べているが、そこのところは読み飛ばされるか、批判的に読解されているか、どちらかだろうが(?)、言葉なんて軽いもので、書くのは簡単である。理性的な社会というのも、いろいろ美しい言葉が並べたてられているが、たくさんモノがある豊かなときは、あんまり問題はない。しかしパニックが発生し、混乱すると、本性が出るわけで、「そんな綺麗ごとを言うな!」と争いになるわけである。

 書いて良いのかどうか知らないが(アクセスを減らすために書こう)、苦しみの中では、人間は簡単に裏切る。いとも簡単にである。親友だろうが、夫婦だろうが、関係ない。親子とかは違うかもしれないが、これも『バーティカル・リミット』で想像したように、縁を切ったりするわけだ。

 離婚が多いのも、結局、豊かな中で巡り合った仲だから、ということになるのか。性格の不一致とかも、生き方の価値観の違いも、ある程度我慢は出来ようが(??)、豊かさという堤防が崩壊したら、もはや一緒に生きられないだろう。「こんなので生活できるのか?」状態では、「美しい言葉」を並べても意味がない。もっとも、一人は食えなくても、二人では食えるから、結婚は合理的であるのだが(たぶん)。

 要するに、これまでの世の中が、あまりにも豊かすぎたのである。豊かな中では、人間関係とか、一個人とか、あんまり鍛えられない。貧しくて過酷な中だったら、逆にひねくれるかもしれないが(貧すれば鈍する?)、世の中を甘く見ないだろうし、自分のことは自分でやるだろう。甘い人間というのは、あまり信頼できない。「楽な仕事しかやりたくない」とか「子供は多いけれど自分は犠牲にしたくない」とか「カネがないのに見栄だけ張っている(車とか別か?)」のをみると、一緒に共同経営したりすれば、すぐに裏切るのだろうなぁ、と予感させる。

 もっとも逆に我が輩の行動も、いろんな視点から観察されているわけで、「は口だけで行動力がないなぁ」とか、「ブログではアチコチ移って一貫していないなぁ(信念が伝わらん)」と思われているのかもしれない(最近は夢見の話もしていないし)。

 やはり我が輩も、豊かな時代に育てられたため(今では悲惨だが)、人間自体が甘いのかもしれない。 なキャラクターがバンバン登場するようでは、あんまり信用できないわい(聖なる木はどうなったのやら

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2 コメント

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桜綺麗ですね (nao)
2011-04-19 20:31:22
裏切った事もあるし、裏切られた事もあります。
反省ばかりの毎日です。。。

今年は、桜の木を横目でチラ見するだけでしたので、ここで花見ができそうです。今から一杯?飲みます。
うちの周りは、早くもすっかり散って葉っぱだけです。
インディオさんの風景写真、どれも懐かしい感じで癒されます。
今日は外、寒かったですね。
明日も冷えるところ多いみたいです。衣服で調節の時期ですね。

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Unknown (インディオ)
2011-04-20 06:09:07
 naoさん、こんにちわ。

 今朝も寒いですね(12℃)。夜は特に冷えますので、気をつけて、厚着をすべきですね。

 花見酒、花なら何でもいいような気がしますが、やはり桜の木の下で花見酒をしている人々を見ると、「こやつらが踊れば面白いのに」と思ったりしますね。

 かつて平日でも年金生活者たちは花見酒をしているのを見かけたりしましたが、今でも人生を謳歌しているのでしょうね。

 コメント有難うございました。 

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