インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

吹雪の東京

2014-02-14 17:02:44 | 身の回り
 羽田からモノレールに乗った雅太は、とりあえず、今日は拘束が少ないので、山手線のフリー切符を買い、今日をぶらついてみることにした。まず、東京駅に降りたが、あまりの人間の多さに尻込みし、再びJRに乗る。人を観察するに、何か個性的な人が多そうで、ひょっとしたらこここそが雅太の棲むべき世界ではないかと、脳に炭酸のごとき刺激がめぐるのであった。

 大阪と違うし、福岡とも人の様相が違う。それぞれの顔つき、服装、あらゆるものが個性的なのである。ひげの外国人とかもたむろしており、いったいここはどうなっているのだ。秋葉原で降りた雅太は、おたくのような中年男性や、見るからにアニメの世界に住む若者に、次々とすれ違う。メイドカフェの呼び込みの女の子?が、雅太にビラを配った。鴨だと推測したのであろう。好奇心はあるかは入る気もせぬ。次に雅太は上野に行ったりする。神田あたりでは、何か秋葉原の顔つきと180度違うようで、知性が感じられた。

 とにかく斜めからの雪が煩くて、東京観光を満喫する気にもなれない。スカイツリーに行っても、景色は白いだろう。さて、誰かに雅太は会うことができるのだろうか。ここで雅太は本日の報告を終えることにしたのであった。

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