インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

ついに、親知らずを抜く。

2014-06-06 18:51:10 | 身の回り
  明朝、雅太は奥歯の激痛に苛んだ。痛みのあまり、焼酎を口に含んだが、耐えられず、職場へは向かわず、歯科医院の門を叩く。が、レントゲンでは原因が分からず、倒木のごとき親知らずが怪しいような気もする。そこで、どうせ虫歯を育むものだからと抜いてしまおうということになり、麻酔が打ち込まれた。低血圧の雅太の動悸が激しくなり、麻酔の量を3分の2で抜歯が始まる。酒に酔うのも早い、少量で効くのだから、麻薬も当然の結果かもしれぬ。案外、簡単に終了し、ガーゼで巨大な穴を塞いだ。

 問題は食事であるが、雅太は片方の歯によって普通通りの食事を敢行したわけである。むろんそれなりに気を使い、イカは刻み、汁は啜らず、首を傾げて咀嚼するわけである。

 雅太がネットで調べてみると、皆流動食やら饂飩やらを食べているようだが、結構な血液が排出され、ばい菌と闘うためには栄養価の高い物を食べねばならぬように思われる。

 空腹の雅太は大盛りのイカ焼きそばを作ったまでは良かったが、食べきれるかどうか自信が無かった。

 

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