インディオはお人好しだ。
今も昔もお人好しは食われる。スペイン人はインディオを食ったのだった。
さて、食われないために読むのが、この『ワルの知恵本』…、なかなかタメになる。
「組織の一員になると悪事を働ける人は、個人として信用できない」
「弱者へのやさしさをやたら主張する人に注意せよ」
「『私はウソをつかない』というのはウソつき人間」
(ならインディアンは・・・・・)
「妙にエネルギーがありすぎる人には近づくな」というのがあるが、
この表紙の刺青男と同じ体格の男が、インディオの近くにいる。
薩摩隼人で豪傑である。
一泊させてやると、「僕は歌いたい! カラオケに行こう!」と真夜中突然騒ぎ出す奴で、エネルギーが有り余っている。
しかし、給料が物凄く安い!ので、金が付いていかない。
月末には、お人よしのインディオのところにやってくる。合掌し、祈るような格好で「金を貸して~」(大勢断られ、最後の・・・。狙われている)。
給料日の週の土日は、遠征に出かけ、金を使いまくり、タクシーで帰宅。
「俺はいつ死んでも良い」といわんばかりに、給料日前には見事なほどスッテンテンにする(最後の小銭でカップラーメンを買っているのを見た!)。もちろん貯金はない。
一応、金は返すし、秘密は守る。悪い奴ではなさそうだ。が、奴も三十路を過ぎた身だから、もっと考えるべきではないのか。明日は明日の風が吹く?
泰然、悠然、堂々としている。
人間の器がでかいというか、イカレテいるというか…。
「江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ」とか「江戸者の 生まれ損ない 金を貯め」という川柳があるが、薩摩隼人もそうなのか??
う~ん、古本屋で本を買い、高速バスに乗り、せこせこしているインディオが、小さく見えるのであった。
今も昔もお人好しは食われる。スペイン人はインディオを食ったのだった。
さて、食われないために読むのが、この『ワルの知恵本』…、なかなかタメになる。
「組織の一員になると悪事を働ける人は、個人として信用できない」
「弱者へのやさしさをやたら主張する人に注意せよ」
「『私はウソをつかない』というのはウソつき人間」
(ならインディアンは・・・・・)
「妙にエネルギーがありすぎる人には近づくな」というのがあるが、
この表紙の刺青男と同じ体格の男が、インディオの近くにいる。
薩摩隼人で豪傑である。
一泊させてやると、「僕は歌いたい! カラオケに行こう!」と真夜中突然騒ぎ出す奴で、エネルギーが有り余っている。
しかし、給料が物凄く安い!ので、金が付いていかない。
月末には、お人よしのインディオのところにやってくる。合掌し、祈るような格好で「金を貸して~」(大勢断られ、最後の・・・。狙われている)。
給料日の週の土日は、遠征に出かけ、金を使いまくり、タクシーで帰宅。
「俺はいつ死んでも良い」といわんばかりに、給料日前には見事なほどスッテンテンにする(最後の小銭でカップラーメンを買っているのを見た!)。もちろん貯金はない。
一応、金は返すし、秘密は守る。悪い奴ではなさそうだ。が、奴も三十路を過ぎた身だから、もっと考えるべきではないのか。明日は明日の風が吹く?
泰然、悠然、堂々としている。
人間の器がでかいというか、イカレテいるというか…。
「江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ」とか「江戸者の 生まれ損ない 金を貯め」という川柳があるが、薩摩隼人もそうなのか??
う~ん、古本屋で本を買い、高速バスに乗り、せこせこしているインディオが、小さく見えるのであった。
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