インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

日本人と神道

2008-11-29 13:05:14 | 思想・宗教
 昨日のアクセス数は、閲覧数 : 292 PV 訪問者数 : 139 IPで、多かった。ラビバトラもそうだが、何か日本ブログ村からのアクセスが多い〔検索を含む〕。コメント部長以外からもコメントが来るようになったし、新しい読者層を獲得したのかもしれない (??)

 麻生総理のように「口は禍のもと」は、ブログは同じで、余計なことを書きすぎると叩かれるようになるかも知れぬ。「沈黙は金」で、自分の意見は何も書かないという手もあるかもしれない。報道ステーションの古○さんのように、できるだけ大勢の人の感情を損なわないよう配慮し、赤字で苦しむ中小企業や失業者、低所得者の目線で語ることが重要なのかもしれない(本人は大金持ち。使う時間がないだろうが)。

 ただアナウンサーは思想宗教を出さないから面白くないし、偽善にも思える。批判ばかりして、何をどのようにすべきなのか主張していない。

 共産党の批判は正しいが、無神論で共産社会が築けるのか疑問に思われる。人間の理性を過度に信頼するより、根本的にある素朴な感情を重んじるべきではないか。

 インディオは、日本人は一見、無宗教に見えるが、それは汎神論の極致であるのではないか、と思う。

 あらゆる存在が神である(もちろん自分も)

  …となれば、もはや宗教など考えるに値しないかもしれない。

 そもそも学校教育では、ほぼ宗教は教育されず、知識やら科学的な思考やらを詰め込まされるだけ。後は社会に出て、ひたすら出世や金儲けなど、現実を直視するだけ。宗教など考える暇は何処にもない。

 失業したり定年退職したり、病気になったり近親者が死んだり、考えざるを得ない状況に追い込まれたら、考えるだけ。もっとも考えなくても、神社へ行っては神を拝み、寺を行っては仏を拝み、クリスマスケーキを食べながらイエスキリストの誕生日を拝む(?)

 神は至る所にいるのだわい(お盆は先祖の墓へ)


 作務さんの世界不思議発見を拝見し、やはり日本人はネイティブ・アメリカン的な発想が普通だと確信した。

 『神道の本』を読むと、

「そもそも神道とは悠久のものであり、教理教説といった枠から比較的自由で、時代と深く関わりながら、しかもそれを超越しているといった存在であるとされる。

 だが仏教の日本到来によって、神道も仏教思想に取り込まれ、その影響を免れることは出来なかった。それは各時代の主要なモードが、神道の考え方に反映していることをみてもはっきりしている。

 時代の変化にともない、仏教のほか、呪いなどの陰陽道、道徳を説く儒教などが神道の教説に現れており、中でも江戸においては寺請け制度、檀家制度があったため、一般民衆に対する仏教の影響は根強いものがった。

 日本は一千数百年の長きにわたって神と仏が密接に融合していた。いわゆる神仏習合という抜き差しがたい関係にあったわけだ。
 わずか百数十年前までの話である。

 ところが、明治維新の神仏分離令によって、神道と仏教は無理やり引き離されてしまう。その衝撃は凄まじいものであった…」

 とある。「神道を国家統合の精神とする国家神道へと走る」わけである。


 要は、神道は解釈が多用?だから、あちこちに引っ張られて、利用されているのだろう。

 国家神道について『神道の本』では、
 国民教化運動として、「神を敬って国を愛し、天理人道を明らかにし天皇を崇拝して国政を遵守すること」となっており、神職だけでなく、僧侶もそのアジテーターとして国家の精神的支柱である神道をアピールした、とある。

 時代背景として、そういう思想の必要があったのだろう。世界が帝国主義間で競争していたから、日本も遅れをとれなかった。

 資本主義を発展させる→ 植民地の必要性→ 石油や資源確保、商品の販路先確保。

 お人好し国民?をそう仕向けるため、資本家や軍人が、国家神道を押し進める(打開策)。


 神の国→ 天皇崇拝→ 国政遵守(富国強兵)→ 徴兵制→ 戦争突入

 
 今でも、日本は資源小国だから、植民地?は必要であり、それは自動車など付加価値が高い商品の輸出によって、何とか?まかなっている(貿易立国だ)。でも石油はないし(高騰した)、海外販路は減少し、それどころか、逆に米国債を買わされているし、国の借金が多いから政府自体、ヤバイ状況である。

 アメリカは今でも石油の必要性から、軍事介入している(帝国主義)。不況だから、国家を復活させる打開策として、ますます介入するのか??

 いかなるシナリオが待っているのか、恐ろしいことである 



 
  小説『マネー神の崇拝』一体どんなシナリオになるのですか(不安です)

   
 

 小説『蛇のスカート』   
 前と同じ打開策は無理だと思います(石油なしの生活をしましょう)
 
 


 小説『桜の木に集う鳥たち』
ラビバトラの予言で、再び考えましょう(結構ゴホゴホですが)   

  

 

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