インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

酒も試しに飲んでみる

2011-04-06 19:30:23 | 悪魔か、踊りか、占いか、禅か、無か
  今、『呪師に成る イクストランへの旅』を読んでいるが、はっきりいってそんなに面白い本とは言えない(最初の辺だからか?)。人間関係は「出会い」の瞬間が全てかもしれないが、アリゾナのバス停留所の待合室でドンファンと出会ったカスタネダは、物凄い衝撃を受けたようである。そして大変な思いをして探し当てたわけだが、向こうもカスタネダが二重のエネルギー構造をしている(呪術師を率いる「ナワール」の資格がある)と見込まれ、教え込まれたわけである。集合点の移動とかも、ドンファンによって体験させられたようだ。

 夢だけでなく、麻薬的植物も、「集合点を移動させること」のための入り口なのであろう。実際にペヨーテやら幻覚キノコを齧ってみたいが、そんなことは出来ないので、久々に酒でも飲むことにした。

 

 多分、低次元への移動になるかもしれないが、「履歴を忘れろ」「自尊心を無くせ」というイクストランへの旅の心がけで(?)、もう酒を飲んでも大した問題ではないだろう。もっとも「インディオ通信」を書く輩に、大した自尊心があるとも思えないが。

 こうやってブログを書きながら、頭の中で感覚を言葉に変換する作業を行っているようでは、別の世界を知覚するにはまだほど遠いだろう。酒がまわってきて、眠くなってきた。プライドを無くすのも、結局のところ、「社会の鋳型」に当てはめて物事をとらえたり、こだわったりして、エネルギーを無駄使いしている、ということのようだ。すべてのものを、我々は先入観で見ている。自分自身でさえも。それ故にその世界に住んでいるわけで、「自分中心」の世界から「社会中心」の世界へ移動できたとしても、それが全てではなくて、津波とか来てそれさえも崩壊してしまう。別の次元の世界があるわけだが…、酒を飲んで、意識が朦朧としてきたところで、今日はもうこれぐらいで(なんか懐かしい感覚だわい)

 

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