インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

上関原発中止!

2011-04-24 10:29:46 | 瀬戸内海の島
  5月になろうというのにいやに寒い。今年は冷夏なのだろうか。それなら関東地方は電力問題が少し和らぐか(?)。ただ福島の原発問題が解決していないので悩まれる。それなのに、未だに原子力発電所が建造されているところが異常である。

 われらが瀬戸内海においても、今、着々と進められているのである(STOP! 上関原発)。もちろん、地元住民やら大勢が反対運動しているわけで、テレビ映像で福島の状況を見せられると、「仕方ないか…」と思い込まされた人々も、「とんでもない施設を作ろうとしていたのでは…」と反対派に回り始めるに違いない。

(ニュースによると、「福島第一原発の相次ぐ事故を受け、中国電力(広島市)は3月15日、山口県上関町で進めていた原子力発電所の建設準備工事を中断すると発表した。事故後、山口県や上関町が中断を要請していた。中断期間は決まっておらず、2018年3月に営業運転開始を予定していた計画の修正は避けられない情勢だ」とある。多分、中止されるのではと期待)

 山口で講演された【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』なるyoutubeを見ていると、放射能汚染の凄まじさが良くわかる。チェルノブイリは全く他所事ではなく、まさにそれがこの日本で起こっている。4シーベルト(グレイ)以上被爆すれば半分が死ぬらしく、8シーベルトで全員死ぬ。しかしながら、それ以内のほんの微量でも「別に問題ない」わけではなく、何らかの影響が起こるようで、特に成長期の子供に強い影響が出るようだ。X線検査ですら、便利だで医者は多用するけれども、被爆するので出来れば受けない方がいいといわれる(ということは、毎年の検査は…)。

 要するに、我々日本人の放射性物質に対する認識が甘いのであろう。エボラ出血熱ウイルスとかなら、生き残ったり、終息したら元の生活ができる可能性があるが( 『ホットゾーン』を読む)、放射性物質が高濃度で散らばった場所なら、1万年以上住めないわけで、「予測不可能なことが起きました」と誤って済む問題ではない。全国にある原発の近くで破局噴火でも起きたら、火山灰とともに放射能が降ってくるのか(救いようがない)。

 ただ実際問題、放射性物質がばら撒かれているわけだから、何とか対応をしなければならない。そこで、調べてみると、食生活で、玄米がいいらしい(一応毎日食べてはいるが…)。食育に栄養学も食事バランスガイドもいらないなるサイトに仔細が書かれてあり、「塩が良くて、砂糖が悪い」ようだ。ということは、子供には酷であるような…

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