インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

『野宿熱中人』 ~野宿野郎~

2011-05-06 09:40:08 | 映画や小説、テレビなど
 今日は休みだが(GWは一体…)、昨日酒を飲んで寝たので、朝から体に違和感がある。多分、「酒を飲む」ということはストレスを抱えているのだろう。「酒でも飲まなければ…」と思っている人も多いかもしれないが、現実逃避の代償は見えないところで払っているのかもしれない。

 さて、ライオンパレス生活をしていると、無料でインターネットがあるし、テレビではAXN(AXNミステリーも)やら「今日の一日一本」(無料)があるので、たまに観る。「今日の一日一本」は妙な代物が多く(?)、昨日は『熱中時間 野宿熱中人』なるテレビの再放送であった(そういえば、『マンホールチルドレン』とかもやっていたし、「家賃が払えなくなればこうなりますよ」ということか?)

 テレビでは、加藤千晶という若い女性が(冒頭では「仲間」がいた)寝袋にくるまって、まるでミノムシのように星空の下、眠ろうとしていた。「よくやるなぁ」と思いつつも、これなら宿泊費がタダだ、いや、車の中で寝るのが早いのでは、と思ったりした。カスタネダの本にも「生活の型を壊せ!」とあったが、なかなか面白い人生体験かも知れない(しかし潜在意識が染まると…)。

 ネットで調べてみると、野宿野郎なる公式ホームページがあった。何かしらパワフルな感じがし、さすらいのインディアンのような気がする。「寝袋は力である」とあるが、冗談抜きに、寝袋は宇宙エネルギーを得るのに絶大な効果を発揮するのかもしれない。

 テレビに出ていた主催者(加藤さん)は、「野宿は人とコミュニケーションをとる手段だった」と語る。野宿をするとき、予定は一切ないという。どこに泊まるかは、トイレや水飲み場の近く、民家の近くであるという。

 実際に寺に行って、「野宿の実演」をやっていた。

 私、今晩、野宿をしたくて…

 野宿!?

 軒下をお借りしていいですか

 保障は出来ないね(特に女性なんて)

 やはり相手に理解がありそうなところを探すのが賢明か。第三者が見ると、寺で修行がしたい(入門志願)か、追い出されたか(厳しい寺だ)そんな風にしか見えないだろう。ただ、田舎は獣がいるので(特に夜中に活躍する)、一人だけで寝るのは心もとない。大都会では強盗に遭いそうだし。3,4人のグループでやるべきか。

 その輪の中に加わってもいいが、るかも(ケーサツが来たり)。案外、星空の下は夢見の修業に適していたり。冬は寒さ、夏は虫とか、問題が多そうではある。