わが家の大事な場所が暖簾をおろしました。
「金時食堂」。
昔ながらの昭和な店内、素朴なメニュー、家族で切り盛りする姿…。
子どもが小さな頃からよくよく通いました。
定番の月見うどん。それから鍋焼きうどん、チャーハン、カツカレー、夏のかき氷、
食後のおまけに隣の菓子店の焼菓子、黒船祭の花火にはフライのテイクアウトを頼んだっけ…。
「ここは何でも美味しいね」と子どもたち。
厨房を覗かせてもらったり、昔話でもりあがったり、居心地のよさについ長居して…。
いただいた味も言葉も空気も、全て家族の幸せな記憶です。
たくさんお世話になったお礼に伺い、
そしてずっとお店で使われてきたかき氷器を受け継がせていただくことになりました。
「これで生きてきた。
人と同じことをしないでいい。
人と違うことをやってみるだよ」89歳のおじさんの言葉。
最後の最後まで、心に沁みるものをありがとうございます。
あぁだめだ、泣けてきちゃうなぁ…(涙)
母ちゃん
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