~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

師走のカフェ

2013年12月14日 11時38分02秒 | 


昨夜、ぴたりと風がやんで静まり返っていた山。
朝方から強い風が吹きはじめました。
肌身に沁みる冷たさですが、
干し柿や切り干し大根、丸干し大根には絶好の風です。

明日は2013年最後の縁側カフェ。
師走の慌ただしいころですが、ホッとひと息つけるようなひとときを
持っていただけたら幸いです。
明日は、この冷たい風が止みますように…。

                     母ちゃん
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本の世界

2013年12月11日 16時19分56秒 | 子育て


ただいま、5歳の次男が夢中になっている本。
『エルマーのぼうけん』 R.S.ガネット著 わたなべ しげお訳
毎日保育園で読んでもらっているらしく、帰ってきてもエルマーの話ばかり。
猫を見れば、「あのしましま エルマーのねこに にている」。
ご飯の途中に突然、
「りゅうを”あおにゅうどう”ってよんだのはだれだっけ…」と
考え込んだと思ったら、「そうだ、そうだワゴンさんだ!」と叫んだり…。
挙句には山登りのリュックがやけに重いと思ったら、
全3冊が詰まっていたこともあります。

子ども達の通っている保育園では、年中さんになると読んでもらうのが
恒例で、小学5年になる長男も、小学2年になる長女も読んでもらった
思い入れの深い本。
『エルマーのぼうけん』は私も幼いころ大好きだった本ですが、
子ども向けにしては長くてしっかりした内容でとても一日では
読み切れない。
根気よく読み聞かせを続けて下さっている先生に感謝です。

4,5,6歳の幼いころに読んだ本が、大人になっても心の中に留まり続け、
読み継ぎたいと思うこと。本の持つ力ってつくづくすごいと思わされます。
もうすぐ、もうすぐクリスマス。
子ども達へ贈るとっておきの一冊を見つけよう。
そう、わが家のサンタさんは渋いのです…。

                     母ちゃん
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山奥のわさび田にて…

2013年12月08日 06時34分24秒 | わさび


ただいま収穫しているわさび田、とにかく山の奥まったところにあります。
林道の終点から1本のモノレールに乗り、
最後のさいご、どん詰まりのすごい斜度を登っていきます。
転げ落ちそうな斜面につくられたわさび田。
聞こえるのは沢を流れる水の音、
山の中に響く鹿のいななき、鳥の鳴き声、
空を行く飛行機の音、風が揺らす葉音のみ…。
携帯も繋がりません。
ふと自分が仙人になったかのような気持ちになります。

とある日、モノレールのブレーキが壊れ、登っていた急坂を
すごいスピードで滑り落ちたことがあります。
声も出ないほどに怖くて怖くて…。
大雨の後、沢の見廻りに行った際に転げ落ちてきた岩の下敷になって
亡くなった方がいると聞いたことがあります。
モノレールから川に転落した方もいると…。

ものの溢れた現代、どこでも携帯の繋がる便利な現代社会
とは違う世界、が広がっています。
何十年と山に登り、わさびを作り続けてきたじぃじやばぁば、父ちゃん。
そして山や海など厳しい環境下で命を懸けて食を生み出している人がいること、
忘れてはならない、と厳しい冷え込みのわさび田で一人思っています。

                     母ちゃん
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りんご三昧

2013年12月04日 01時03分28秒 | 


りんごの季節。
わが家の台所にりんごが勢ぞろい。
ふじ、紅玉、グラニースミス…。
鮮やかな色のりんごたち。
色、姿が違えば、味も違う。
子ども達は豪快に皮ごとバリバリといきます。
煮りんご、りんごケーキ、りんごジャム、りんごのサラダも大好物。
かごいっぱいのりんご。
家中に広がる甘酸っぱい香り。
しばらく、りんご三昧を楽しみます。

                     母ちゃん
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