~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

笑顔のうちに…

2016年02月28日 23時07分28秒 | 里山あそび


『笑顔の花飾り』お話会&髪飾り作りワークショップ、
その名の通りにたくさんの笑顔に溢れる時となりました。









約1年前に初めてお会いして、フラにもレイにも馴染のない私の心にも
すぅ~と温かな気持ちを吹き込んでくださった大谷さんの花飾り。
山奥のわが家でワークショップを開催できたことが本当にありがたく、
そしていつもは静かな母屋が華やかな空気に包まれて、
本当に愉しい時となりました。
「あ~、また会いたいなぁ~」。
花の大好きな娘は予想通り大谷さんにゾッコン。
次男も夜、一人黙々、花を活けてみたり…。
母も心地よい疲れに包まれています。

                    母ちゃん
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明日、ワークショップ開催

2016年02月27日 22時23分33秒 | グリーンツーリズム


明日は第4日曜日。月に一度の里山遊びの日ですが、
ワークショップ開催の為、お休みとさせていただきます。
『笑顔の花飾り』大谷幸生さんのお話会&髪飾り作りのワークショップは、
お陰様で定員オーバーの満員御礼。

その昔、旅の一座が演芸を披露し、村の人々で賑わったこともあったという
築80年の母屋の座敷。
その母屋を開け放しての会場準備。
明日、どんな出会いがあり、どんな笑顔が広がるか、期待に胸が膨らませています。


                    母ちゃん
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在り処

2016年02月16日 23時46分12秒 | その他


日曜日、IZU PHOTO MUSEUM で開かれた写真展「本橋成一・在り処」
トークイベント本橋成一×関野吉晴に行ってきました。
写真集や写真展で幾度も目にしてきた本橋さんの写真。
炭鉱(ヤマ)、上野駅、屠場、サーカス、チェルノブイリ、
アラヤシキ、そして今回、初公開の雄冬、与論島。
そのどれもが強く印象に残る写真でした。
例えば、炭鉱で働く人のすす汚れた姿や
事故で無くなった人の葬儀の写真。
例えば、人々の熱気に溢れかえる上野駅。
例えば、退去命令の出たベラルーシの村に住みつづける人々の穏やかな表情。
モノクロのフィルム写真に写る人々は今にも動き出しそうな、
体温が伝わってきそうな不思議な感覚。
その時代、その場所に引き込まれるような芯があり、メッセージを放つ写真。
「豊かさとは何か…」。社会人になってしばらくして出会った
本橋さんの写真は、いつも私にそんなことを問いかけてきます。
この50年を経てある今。
今の私たちの在り処はどんな姿なのだろう…と思わずにいられません。



そしてトークイベント&レセプションでは、
20年来ずっと憧れつづけている関野吉晴さんの登場。
グレートジャーニーは強いものでなく、弱いものがはじき出されるように
残っていったという興味深い話。
次の探検の葦船(あしぶね)は、約10年前に下田での葦船作りをご一緒した
石川仁さんが設計、製作監修を担当しているという嬉しい繋がり。
わさびを手渡し、一緒に写真を撮ってもらったら、
もうドキドキ最高潮でほとんど話もできず…。
本橋さんと関野さん、いつまでも少年のような輝きを放つすごい大人たち。
暴風雨なんてなんのその。母、大興奮の一日でした。



広い公園やビュフェ子ども美術館もある魅力的な場所。
今度は天気の穏やかな日に、子ども達と行こうと思います。

                    母ちゃん
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第一回 うなぎもじり作り

2016年02月08日 23時27分10秒 | グリーンツーリズム


週末に開催した”うなぎもじり作り”の様子です。
本体部分を孟宗、内側の仕掛け部分を真竹で作るしかけ。
その工芸品の様な美しさにうっとりです。





まず第一回目は孟宗の竹割り。
長さ約70㎝の竹をナタで約7㎜幅に割り、
更に外皮を残して5㎜ほどの厚さに削ります。
竹の上下を識別し、上部はお箸のように丸く、
下部は平たくしつつ角を取る、という細かな技も必要とし…。
長さ70㎝×厚さ5㎜の竹ひごを30~40本、ひたすら作る作業。
使い慣れない道具に悪戦苦闘すること4時間。
全て削り終えた人、やり終わらなかった人、それぞれありつつ、
ナタの扱いが驚くほど手慣れてきた面々。
「これははまる!」、「きてみて良かった!」と充足感溢れる声。
何より、一つひとつ丁寧に教えてくださった鈴木さんに感謝です。
自在にナタを扱い、竹を割り、削り、また編む技は見事でした。



やり終わらずに”宿題”をたっぷり抱えたわが家、翌日もみんなで竹削り。
子ども達の明らかに上達したナタの使いっぷりは頼もしく、
みんなで楽しく宿題をやり終えました。
次回は2週間後の組立て。ますます楽しみです。



                    母ちゃん
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極寒…

2016年02月05日 00時16分57秒 | 里山


バリバリに空気が凍りついた朝。
山水が流れるわが家の水落としには極太のつららができました。
冷え込んでいます…。





色彩を失ったかのような、音を失ったかのような里山の冬。
そんな時には自然に向き合いながらの手仕事が似合う。
今週末、開催のうなぎもじり作り、
そして月末のレイメーカー大谷幸生さんのお話会&髪飾り作り。
静かな冬をゆっくり楽しみながら、春を待ちます。

Japan, it is the coldest season now!



                    母ちゃん
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