~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

巣立ち

2006年07月17日 07時04分32秒 | 田舎暮らし


毎年わが家にツバメがやってきては巣作り、子育てをやってます。
昨年のブログにも書きましたが、その様子を見ていてすごく感心したり
心を和ませてもらっています。
でもここ5年くらいはせっかく雛が孵ってもその直後にカラスや青大将に
やられてしまい雛の巣立ちは見られませんでした。
今年も早いうちにやってきて作業場の軒下に巣を作りました。
雛を確認出来たので今年こそと祈っていましたが、
その翌日にはもぬけの殻、、、
でも今年はその後ベランダの配水管の上にすごい早さで巣を再建しました。
数日後巣から可愛い産毛がチョロチョロ見えたので一安心。
今度こそと思いカラス、ヘビ対策を万全にしました。
はじめは3羽かと思っていましたが
よく見ると可愛い頭が5つも見えました。



鳥の成長は目を見張るほど早いです。
産毛がとれはじめた頃には巣がギュウギュウです。
たちまち親と区別が付かないくらいに成長して、巣からはみ出してきました。



その頃から親だけでなく仲間のツバメも頻繁に訪れ、巣のまわりを飛んだり
近くから眺めたりしています。
まるで飛び方を教えているかのようです。



しばらくして早朝の爽やかな空を気持ちよさそうに飛ぶツバメたち。
やりました!巣立ちです。
その瞬間は相当度胸がいるだろうなと思います。
練習したわけでもなくイメージトレーニングで一発勝負をするのでしょうか?
これからいっぱい栄養を蓄え、秋には大海原を越えて行くのです。
野生動物を見ているとホントたくましさを感じます。
ずっと太古より変わることなく淡々と命の連鎖を続けている、、、

子どもを守り育てるのは動物の本能です。
人間はその本能すらも忘れてしまったようです。
自然界で人間が一番強いと思っているかもしれないけど
実は人間が一番危うい存在なのでしょう。

                  父ちゃん



ツバメたちがいなくなった巣は急に静かになりさびしいです。
コメント (10)
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