日本各地を旅して、その土地のお花でレイを作る、
ハワイアン・レイメイカー大谷幸生さんによる、
レイ作りが行われました。
レイを見るのも、わさびの花で作るのも初めて。驚きの体験でした。
ティーリーフという、細長い葉にわさびの葉と花を編み込んでいく
大谷さんの美しい手仕事。
今まで「作物」として見てきたものが美しいレイに変身していく…。
わずか数十分で、わさびの白い小さな花が何十個も連なる
可憐な花飾りが出来あがりました。
寒い山奥のわさび田でひっそりと咲く春を告げる花。
そのけなげな花が日の目を浴びたように誇らしげに輝いて見えました。
そして微かに漂う、わさびの花の甘い香り…。
通常、わさびの花を出荷する際は、花は蕾のまま出さなければならないため、
咲ききった花を手にすることはあまりなく、初めて知った花の香りでした。
珍しい嫁&姑のショットも嬉しい一枚です。
全国都道府県をぐるっと回りレイを作り、
日本の農業の現状が見えてきた語る大谷さん。
細々でもこれからも各地を巡り、おばあちゃんや子ども達と一緒にレイを作り、
土地への感謝の気持ちを大切にしていきたいと話される、素敵な方でした。
夕方、学校から帰った子どもたちの首にかけてあげるとこれまたいい笑顔。
素敵な出会い、素敵な手仕事、素敵な笑顔。
「わさび作りがんばろ」と思える、素敵な一日になりました。
※作っていただいたわさびの花のレイは、今週末の縁側カフェで飾る予定です。
無事、もつといいのですが…。
母ちゃん
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