~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

稲刈り

2005年09月25日 23時49分33秒 | グリーンツーリズム


かぁちゃんです。
春に手植えした稲が色づき、収穫の頃を迎えました。
10月の連休に収穫を予定していましたが、
稲の実り具合が良く、良い天気が続きそうなので
近くに遊びに来ていた友人たちに助っ人に来ていただいて
急遽、稲刈りをすることに。
ピョンピョン飛びまわるカエルやコオロギと一緒に
ザクッザクッと鎌で刈り、稲わらで束ね、”牛”に干す。
何とも楽しい作業です。
はじめはぎこちなかった手つきもすぐに慣れ、
2時間たらずで終了しました。

完全無農薬で育てた稲は少々虫に食われてはいますが、
なかなかの出来。
脱穀したお米は天日干しにした後、みんなでおにぎりでも握って
”収穫祭”を行いたいなぁと思っています。
御協力いただいた”メガネーズ”の村松夫妻、アリスンさん、
ともちゃん、かずみさん、ジャパネットさん、もとあきさん。
どうもありがとうございました!

母ちゃん
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中秋の名月

2005年09月20日 04時08分47秒 | 田舎暮らし
今年の十五夜は天気も良く、空気も澄んで名月観賞には
絶好の日でした。
この村は山がせまっているので裏山から月が顔を出すのは
夜9時頃になってからです。
窓際に寝ているので満月の夜は明るすぎてなかなか寝つけません。
窓からぼんやり村を見渡すと、幻想的な景色が見られます。
夜なのに家も畑も田んぼも川もよく見え、屋根瓦は濃淡がくっきり映り
山と空の境は稜線がシルエットになり、不思議な景色です。
眩しいくらいの月をじっと見ていると、狼男ではないけど
本能が騒ぎ出すような気がします。

十五夜の夜、村の家々では縁側を開け放してススキを瓶にさし
だんごや芋、果物、饅頭などをお供えします。
昔は村の子供たちが”十五夜泥棒”と言って、そのお供え物を
盗ってきて食べる風習がありました。罪にならない窃盗です。
今ではそんなことする人いないけど、何か残しておきたい気がします。
                         父ちゃん

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ドーントレッター

2005年09月16日 06時41分13秒 | Weblog


用事があり静岡に行った帰りに清水港に寄って来ました。
帆船ドーントレッターが来ていることを聞いたからです。
その船のクルーをしている”ちょっさぁ”と4年ぶりの再会をしました。
実は彼、4年前母ちゃんと初めて出逢った帆船海星による
特別航海のときインストラクターを勤めてくれました。
体が大きく、見た目ちょっと怖そうだけど心やさしい
海と船がよく似合う正真正銘 海の男です。

研修生が下船した船にお邪魔して船内を案内してもらいました。
床や階段、手すりなどピカピカに磨きあげられ豪華クルーザーを
思わせる内装。クルーの苦労を感じます。
外見はスマートで洒落てて、貴婦人というよりチャーミングな
お嬢様といった感じ。

”ちょっさぁ”のとなりには元海星クルーの顔もあり
懐かしい顔と久しぶりに帆船の感触を味わい
海星での航海の事をしみじみ思い出しました。

                     父ちゃん

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伊豆半島太鼓フェスティバル

2005年09月12日 23時03分27秒 | Weblog
母ちゃんです。
松崎町、松崎海岸で行われた伊豆半島太鼓フェスティバルに
行ってきました。
水平線に夕陽が沈む海岸にステージが据えられ、バックには波の音。
陽が暮れると空には星が瞬く最高のロケーションの元、
太鼓の演奏を堪能しました。
出演したのは伊豆松崎牛原太鼓、田子海太鼓、武州今熊太鼓
太鼓衆和楽、藤枝太鼓天城連峰太鼓の6組。
どの演奏も迫力満点。
中でも天城連峰太鼓は素晴らしかったです。
「ドンドコッ、ドンドコッ」、太鼓の音が腹の底、
身体の芯まで響いて、気分が高揚してきます。
時の経つのも忘れて太鼓の響きに酔いしれました。

一夜明けて、わが家にも「トン、トン、トン…」と
可愛い太鼓の音が。
3歳の誕生日にプレゼントした”ひょうたんドラム”を叩く
カズキヨの姿がありました。
小さな子どもの心にも響く太鼓の音。
本当に、本当に素敵なコンサートでした。

母ちゃん
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手作りおもちゃ

2005年09月09日 06時00分53秒 | 子育て
うちの子供たちがかかりつけの小児科クリニックには
待合室にキッズコーナーがあり、外国製の木でできたおもちゃが
置いてあります。
木のぬくもりもいいし、電池がなくてもユニークに動く様子は
大人でも楽しめます。
病院嫌いの息子もそこに行くといつもうれしそうに遊んでいます。
どれか一種類くらい買ってあげようとカタログを取り寄せたのですが
外国製だけあってちょっと高価な為、手がでませんでした。
そこで自分で作って見ようと、夕方仕事を終えた後
ホームセンターで材料を買ってきて奮闘しました。
1時間もあれば出来ると思っていましたがとんでもない。
夕方から作り始めて終わったのは深夜。6時間もかかってしまいました。
”玉の塔”を作ったのですが、微妙な角度が難しくて
強すぎると玉が飛び出すし、弱いとうまく転がらないし
計算通りにいかず悪戦苦闘しました。

朝、目が覚めた息子はそれを見て大喜びでした。
散歩から帰ってきた後、昼寝から起きたとき、夜寝る前
真っ先に”玉の塔”に向かいます。
こんなに遊んでくれて作った甲斐がありました。
                      父ちゃん
コメント (2)
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