~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

やられました…

2008年11月21日 22時58分04秒 | 里山


イノシシにやられました!
家のすぐ横で育てていたもち米は、収穫直前に荒らされ、
収穫後に牛にかけているところも食いつかれ、ほぼ全滅。
毎秋、60~70人集まる収穫祭で餅つきを楽しんでいましたが、
今秋の収量はほんのひとすくい。
わが家一回分のおこわにもなるかどうか…。
何とも無残なものです。
里芋、さつま芋も被害にあい、
人間の口に入るのはほんのわずか。
畑はひっかきまわされ、石垣は崩され、庭も穴だらけ、
おまけにわさび田の方も収穫間近のところを
シカに入られたりと、獣害は深刻です。

下田に来た当初は、
山に響くヒィ~ンというシカの鳴き声に感動し、
畑に残るイノシシの足跡に大興奮したものでした。
最近は頻発する被害にうんざりしつつも、
人間でない隣人がいるのは不思議なものです。
この時期、村人同士顔を合わせれば
「うちもやられたよ~」、「おめぇ~んとこもか」、
「今年はひでぇなぁ~」と獣害談話でもちきり。
そんな人間を尻目に山々を駆け、
時には田畑から食料を失敬する
ケモノのたくましさ、したたかさ。
一方、こちらはこちらでシシ鍋やシカ刺し、
シカ肉シチューなどを「美味しい、美味しい」をいただく。
狩猟と農耕と現代のITを混ぜこぜにした山の暮らしは
日々、新鮮で奥深く、飽きることがありません。

とはいえ、これ以上の被害は勘弁したいもの。
ばぁばと父ちゃんが家や畑の周りをぐるり柵で囲んで対策。
果たして効果のほどは?

母ちゃん

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山の収穫祭

2008年11月07日 23時49分38秒 | グリーンツーリズム
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週末、わが家にて収穫祭を行いました。
今年は生まれて間もない赤ちゃんがいるので、
のんび~り、こぢんまり…。
とはいえ、子どもから大人まで50名ほどが集まりました。

献立は…、
・新米のセルフサービス軍艦巻き
 (わさび味噌、おかかわさび、肉味噌、辛ねぎ、イクラなど)
・北海道寧楽共働学舎の豚さんと
 わが家&地元野菜の串焼き(里芋、椎茸、ナス、カボチャ)
・宮城県のんびり村の鮭のチャンチャン焼きとあら汁

秋空のもとに広がる賑やかな食事、にこやかな笑顔。
何とも楽しいひとときです。



今年は近くに住む水野夫妻のご協力により、
「初企画・野点」を行いました。
きまぐれな強風のため、母屋和室で行う
「お茶会」になってしまいましたが、
小さいな子どももお行儀よく座り、お抹茶を味わい、
いい表情をしていました。
「このおちゃ おいちぃ」と2回目を催促する子どもも…。
山のなかの農家で味わう初めてのお抹茶。
誰一人嫌がることなく、見事に飲み干していたのには
驚きました。

まるとうわさびの収穫祭も4回目。
初めての時は、多くの人を迎える準備に
てんてこ舞いしてたっけ。
今でも子どもを抱えながらの用意は楽ではありませんが、
いろいろな人と一緒に自然の恵みを味わい、
会話を交わす喜びは何にも変えがたいものです。
10回、20回…と、山の収穫祭を続けていけたらいいなぁ。
それにはやっぱりマイペース、のんび~りが
一番と思っています。

母ちゃん

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