ワサビの種蒔き準備

猛暑が過ぎ秋風を感じる頃となりましたが、日中の残暑はまだまだ厳しいです。
こんな中、ビニールハウスでの作業はかなりきついです。
サウナ状態のハウスで床作りをしなければなりません。
以前は彼岸過ぎたらワサビの種蒔きをしたのですが、ここ数年は残暑が厳しすぎて
１０月上旬にずれ込んでいます。
山のわさび田では肥料など一切使わず、水の中の僅かな養分と日の光だけでワサビは
育ちます。
ビニールハウスでの苗作りも出来るだけ化学肥料などは使わないよう心がけています。
落ち葉を入りたり、茅を刻んで入れたり、もみがら薫炭を入りたり。
今年はサトウキビを刻んだものと米ぬかを入れてみました。
どんな作物でも土が基本です。相変わらず試行錯誤の繰り返しです。



ハウスの仕事は大汗かいて大変ですが、夕方のビールは最高です。
夕焼け空を眺めながら縁側での晩酌は至福の時です。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　父ちゃん
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へのへのもへじ＆もへこ

山に吹く風も涼しさを感じる頃となりました。
ひたすら暑く、長かった夏も、よくやく終わりを告げようとしています。
好天の続いた夏のおかげで、稲は豊作。
例年以上に見事に実っています。

週末、子ども達と「かかし」を作りました。
子ども達が自分で選んだお下がりを着せ、
顔を描いて仕上げたかかし。
お下がりを着せている事もあり、何とも愛嬌があって可愛い。
その名も「へのへのもへじ君」と「もへこちゃん」。
大事な稲が鳥やイノシシにやられないように、
田んぼで目を光らせています！？



稲刈りは今月末の予定。
もへじ君＆もへこちゃん、それまでしっかりたのみま～す！
（制作直後・近くで見るとこんな顔です）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　母ちゃん
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塗り壁隊合宿

塗り壁隊の合宿に参加してきました。
「塗り壁隊」とは自然素材を使った新しい土壁づくりを続けているネットワークで、
昨年の春に父ちゃんが作業に参加させていただき”隊員”に。
毎年、夏に長野の八千穂で行われているという”合宿”に、
家族で参加させていただきました。



合宿のメインイベントはトマトソースづくり。
地元の農園の方が栽培したトマト30キロを、
庭に据えた大鍋でひたすら煮込む。
鍋から溢れんばかりのトマトはそのままでも甘くて美味しい！
大鍋に火をくべ、ひたすら煮込むこと約６時間。



大鍋の半分ほどになったトマトは、
甘みと旨みが濃縮されてその美味しいこと！！
参加者約30名が持ち寄った瓶に詰められ、
同時にその場で焼いたピザのソースとしてみんなの胃袋に。
ピザやパスタ、スペアリブの炭火焼きなど、
次々に生み出される美味しい料理に感動。
そして八千穂の林の中に佇む、芸術的なお宅に感動。
とても刺激的な旅となりました。



今夏は異常な暑さが続き、
わさびもその暑さに対処するために駆け回る日々が続きました。
週休２日とは夢の世界。
盆と正月以外は働き続ける農家。
子ども達とのつかの間の休暇を、素敵な方々と過ごす事ができ、
忘れられない夏の思い出になりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　母ちゃん
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