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式根島に行ってきました。
ことある度に陸から眺めてきた伊豆七島。
「島に行ける! それも船旅!!」
子ども達は夏の初めからずっとずっと楽しみにしていました。
下田港より式根島までは約3時間。
下田港→利島→新島→式根島→神津島と島々を巡り、下田港へ帰港します。
(曜日によっては逆周り)
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利島です。
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新島です。
乗客と共に島々へ物資を運ぶ役割も持つ定期便。
郵便や食料品、魚を出荷する際に使う発泡スチロールなど、
島に着くたび様々な荷物が下ろされる様子に子ども達は興味津々です。
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式根島は外周が12キロとこじんまりとした島。
どの海岸にも歩いていける手軽さ。
そして海水浴場はどこも波が穏やかで、驚くほどに遠浅です。
泊海水浴場はとにかく景色が素晴らしい。
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石白川海水浴場はシュノーケルも楽しめる上に、
ドボンッと飛び込めるポイントもあり、
更に砂浜を掘ると温泉が湧き出てくる所もあり、あきることがありません。
いつもは波打ち際で遊ぶ程度のわが家の子ども達も
どんどんと沖の方へ行って潜ってはベラ、ツノダシ、カゴカキダイをはじめ、
その他名前も知らない多くの熱帯魚の姿に大興奮でした。
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また更に、島内には4つの海中温泉もあり、のんびり疲れを癒すこともできます。
大人も子どもも思う存分、海での休暇を満喫することができました。
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そしていよいよ島を離れる時。
お世話になった民宿の「新屋」のご主人が岸壁から別れのテープを渡してくれました。
車の運転はちょっと荒っぽいけれど、シャイで優しい、格好いい男。
長男はその姿が印象的だったらしく、絵日記にはその時の様子が。
「船で帰るとき、新屋のおじさんがテープをくれました。
全部で5色でした。
僕が青で、妹がピンクで、弟と父ちゃんが黄緑で母ちゃんがオレンジで、
式根島で会った林さんに水色をもってもらいました。
また式根島に行きたいです。」
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コンビニも派手なレジャー施設もない。
けれど島の空気は穏やかで心地よく、島の方々もさりげなく親切。
「観光!」と声高に叫ぶよりもずっと大切なものがある事を感じさせられました。
海の楽しさを知り、ぐんとたくましくなった子ども達。
「また行こうね」と満足そうに微笑む子ども達の笑顔が何よりの旅の収穫となりました。
母ちゃん
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