~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

新潟湯治旅

2023年07月21日 09時19分00秒 | 


今週末7/23(日)は月に一度の縁側カフェの日です🌿.∘
先日、新潟の山奥の湯治に行ってきました。
ぬる~いお湯にひたすら浸かり、日々酷使している腰や体を休め、生き返った気分。
そして米どころ新潟の米、日本酒素朴な野菜料理の美味しかったこと!
その町ならではの地ものや伝統的な食文化が力強く魅力的で、染み入りました。
色々な食材を背負って帰ってきたのですが、ひとつ、心残りが…。
帰路の会津若松で出合った「里芋洗い棒」。
松の木の枝を利用した、正に里芋洗い専用のもので、会津ではどの家庭にもあったものだとか。





里芋のできがとても良さそうな今シーズン。
買ってきたかったなぁ…。
試してみたかったなぁ…。
なにせ電車旅だったもので、残念😢







今や日本はいつどこに行ってもチェーン店が並ぶ時代になりましたが、
その季節、その地ならではの食文化大切にしていきたいものです。
さて、今週末の縁側カフェ。
予約を既に数件いただいておりますので、前日までにご連絡くださると助かります。
ただいま畑の夏野菜、ピーマン、ひもとうがらし、きゅうりが絶好調!
野菜のできを愛でながら、カフェ用意楽しみます🍀

母ちゃん
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帆船ami号

2023年05月10日 14時55分21秒 | 




薫風の香る頃、山も海も穏やかで最高のコンディションです!
下田港に帆船ami号が寄港すると聞き、じっとしていられない父ちゃん。
セーリングに出掛けていきました。
Amiは、2本のマストと縦帆7枚・横帆1枚を持つトップスルスクーナー型の美しい帆船。
駿河湾静浦港を母港として日本各地を帆走するトレーニング シップで、
経験不問で希望者はどなたでも乗船することができます。
わが家も父ちゃんをはじめ、2人の息子達もセイルトレーニングに参加させていただいたことがあり、
ずっとトレーニングを続けている、本当に稀で貴重な存在です。



本日は下田港を出港して、子浦にてBBQランチ、からの目的地、松崎港へ向かうとか。
海の美しさは折り紙付きの伊豆半島ですが、海から見る半島はまた格別。
絶景を楽しんでいることと思います😊





山ではわさびの種子が着々と熟し、種子採りもカウントダウン。
これからハードワークが続くので、しばし休息して英気を養っていただきましょう🍀



※夕方、松崎に無事到着。夕日を背に走る姿、美しい♡

母ちゃん
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京都&鳥取

2023年04月18日 13時27分39秒 | 




週末、京都へ。
久しぶりの京都、姉妹で着物、親族勢揃い、そして姪っ子の幸せな笑顔に泣けちゃいました。
おめでとう🌿.∘  末永くお幸せにね♡







その後、長男の暮らす鳥取へ寄り道。
大山、船上山、鳴り石浜、温泉、地場市場などなど、息子の運転で鳥取観光。
ずっと行ってみたかった植田正治写真美術館にも足を運べて大満足でした😊
海も山も温泉もあり空も広々。
農産物、海産物、畜産物もある豊かな地で学生生活を満喫する姿は自然体で彼らしい。
すっかり立場逆転で、 母、ゆっくりくつろぎ、労わってもらいました🍀





さぁ帰路へ。たった数日でも、山の景色は勢い凄まじく変化していることかと💦
下田は市議選で盛り上がっていることかと💦
そして今週末のカフェの準備、はじめなくては~💦
今週末4月23日は月に一度の縁側カフェの日です。
今月もよろしくお願いいたします🌿.∘



母ちゃん
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冥土の土産ツアー第2弾 箱根駒ケ岳へ

2022年11月13日 05時27分50秒 | 


冥土の土産ツアー第2弾!
箱根に紅葉狩りに行ってきました。
初の駒ヶ岳ロープウェイにて駒ヶ岳山頂へ。
雲ひとつない秋晴れの芦ノ湖、富士山、駿河湾、小田原、相模湾を見渡す大パノラマ!
一緒に行ったじいじ&ばぁばも大喜びの絶景でした。





じぃじは階段の昇り降りがやっとこさ。
ばぁばは腰が曲がりほぼ90度前傾。
秋の車山山頂で朝焼けの雲海を見た第一弾・冥土の土産ツアーから5年が経ち、
90歳を超えても尚、日々畑仕事やわさびの手間に勤しむ二人。
コロナ禍を越えてやっと一緒に出掛けることができました。
冥土行きはまだ先延ばしにしてもらって、まだまだ一緒に出掛けたいなぁ♡





そして最後に…。
ロープウェイに乗り込む際、ゆっくりゆっくり階段を下るじぃじを
誰ひとり抜かす人なく待って下さった周りの方々、ありがとうございました。
絶景以上に心に染みまくって…、あぁ日本ってやっぱり素敵な国です。
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記念日

2022年06月30日 18時51分33秒 | 






結婚20年、一緒に歩んできた年月に感謝。
最高の景色、最高のおもてなしの夢のようなひととき。





一日前にはわさび苗のハウスでボロ雑巾のように大汗をかいて作業。
戻れば山のように仕事が待っている😂
ほんの束の間の休息で夏本番に備えパワーを充足させていただきました。
ここからまた一歩一歩大切に歩んでいきたいと思います。

               母ちゃん

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しずおか旅

2020年11月23日 23時55分10秒 | 








三連休最終日、深夜2時発、わが家恒例の弾丸日帰りの旅へ行ってきました~🍁
静岡の秘境、寸又峡の朝いち散歩から始まり、
大井川鉄道ー奥大井湖上駅の絶景ポイントへ。
そこからがっつりウォーキング。広い空の下に広がる茶畑と大井川の雄大さは伊豆にはない景色。
初めてニホンカモシカとも遭遇しました! 





千頭駅では、黒煙噴き上げる蒸気機関車と小さな鬼殺隊が可愛いすぎ❣️
最後は「合格駅」にて長女&長男の合格祈願。
年末モード突入前の貴重な休日は、盛りだくさん、静岡満喫の一日でした。





確認事項・12歳末っ子、まだ背丈抜かされていなかった! 
そしてまだ手を繋いでくれました🍀

                  母ちゃん
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伊豆半島一筆書きの旅

2020年05月26日 23時56分34秒 | 


以前よりずっとやってみたかった伊豆半島の海岸の砂の研究。
子どもたちの学校再開前に、決行してみました!



「密」を避けるため、車で移動。
人混みは避け余計なところは寄らないと決め、日の出と共に出発!
わが家からまず河津の縄地へ抜けて、白浜大浜を皮切りに南伊豆へ南下。
松崎、西伊豆、土肥、大瀬と西海岸を周り、亀石峠を越えて東海岸へ。
伊東、東伊豆町、河津と再び南下する半島ぐるり一周! 
事前に地図を広げてチェックした砂浜から、
ほんの一掴みの砂をいただき、ひたすら車を走らせる…。





途中、人が誰もいなかったので、松崎の烏帽子山に登ってダイナミックな景色を楽しんだり、
これまた人が少なかったので、戸田の御浜岬の絶景の海を散歩したり…。
伊豆半島の海岸線の景色は本当にドラマティック! 
荒々しい柱状節理(ちゅうじょうせつり)や美しい砂嘴(さし)を目にして、
正に地球の鼓動を感じられる自然現象、風景に圧倒されっぱなしでした。







メインの砂の研究は23箇所から採集。
色も質感も違う興味深い結果に。
ここから地形や川や潮の流れ、太古の火山活動などと結びつけて読み解いていけることを、
以前「ジオリア」で教えていただきました。
「砂」から何万年前もの地球の動き、伊豆半島の成り立ちを見る。
人間の営みとはスケールの違うドラマが広がっている…。







買い物やレジャーはなく、ひたすら車を走らせ砂を採取する1日。
同行した子どもたち、さぞや疲れて酷評かと思いきや
「全然違うこと分かって、面白かった! 俺の住んでる所、さいっこうに良いところだって分かったよ!」
との次男の言葉。兄姉も満足げな表情で…涙ものでした。

コロナ禍がくれた、密な家族時間。
忘れがたい「半島一筆ドライブ」となりました。

                  母ちゃん
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8月15日

2019年08月01日 22時21分41秒 | 




わが家の末っ子、8/15生まれ。
お盆で、終戦記念日で、誕生日で…。
毎年、色々複雑な気持ちになる一日です。



今夏の旅の行き先は長野、無言館へ。
蝉しぐれに包まれた森の中の美術館。
戦没画学生たちが遺した作品、遺品が大切に保存、展示されている美術館です。
紙切れ一枚で召集され、木箱に紙切れ一枚で還ってくる理不尽さ、辛さ、怒り、悔しさ。
劣化しながらも、絵を通して伝わってくる瑞々しい感性、
「生きたい」「もっと描きたい」という、声にしてはならなかった叫び…。
部活だ、勉強だ、受験だ~と青春を謳歌する長男をはじめ、
子どもたちとどうしても行きたかった場所でした。

私も夫も戦後生まれ。戦争を知らない。
次の世代の子どもたちとなれば尚更…。
「知る」努力をすること、「知る」ことから始めること、忘れずにいたいと思います。

部活に、キャンプに、サッカーに…、それぞれの場所で過ごすことになる8/15。
今までと少し違った気持ちで迎えられたらと願っています。

                   母ちゃん
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冥土の土産ツアーその1

2017年11月06日 12時09分49秒 | 


あっという間に11月! 秋の記録をひとつほど…。

<冥土の土産ツアーその1・車山頂上のご来光~駿河湾の夕日をフェリーから眺める一日旅> 
を決行いたしました。

今回はじぃじ、ばぁばも一緒の家族7人の旅。
早朝5時半の始発リフトに乗るために、深夜出発の車中泊。
真っ暗闇、真冬のような寒さの中をリフトに乗って頂上へ向かう。さ、さぶい…。
頂上は一面のもやで、ご来光も眺望も無理かと諦めかけたところ、
日の出と共に突然もやが晴れ、山々の姿がくっきりと現れた! 
眩く光る朝日、360度の大パノラマ、まるで生きているかのようにうごめく雲海…。
この世のものでないような絶景は、正に冥土。



夕方は夕焼け色に染まる海を眺めながらフェリーで帰路へ。
天候にも恵まれ、最高の一日になりました。



それにしても、前日突然決まった強行旅。
深夜発も、車中泊も、ものともせず大喜びで同行してくれたじぃじ&ばぁばは強い! 
翌朝にはいつも通りの畑仕事、わさび仕事を涼しい顔してこなす姿、恐るべし!!



冥土行きまはまだまだ先延ばしにして、是非また第2弾ツアーに出かけたいと思います~

                    母ちゃん
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夏の旅

2016年09月01日 05時46分13秒 | 


夏の終わり、休暇をいただき、家族でひといき入れてきました。

信州は豊丘村の「農家民宿ひがし」さんは築100年を越える素敵な民家。
古民家丸々一軒、一日一組限定の宿です。
昔ながらの田の字の造りなのですが、10畳間がなんと6部屋。
太い梁や柱は囲炉裏の煙にいぶされて黒光りして、
ほんのり暗い室内は古民家ならではの落ち着き。
囲炉裏や縁側があり、もちろん台所やお風呂も完備。
わが家で過ごしているかのような快適さです。



若いご主人は米や野菜をつくり、川で魚を獲り、
山で鹿や猪も獲り、自ら料理も作るすごい方。
用意していただいたアマゴの塩焼き、信州サーモンの前菜、
イノシシと野菜のスープ、鹿肉の煮込み、鹿肉ロースト、
白なすの焼き浸しなどなど、どれも絶品でした! 



家にいる限り仕事に追われる性分。
が、精力的に動き、心尽くしのもてなしをしてくださる若いご主人の姿に、
私たちもまだまだだなぁ~と新たな活力をいただきました。
旅の面白さは人との出会い。
それぞれの土地で、地に足つけて暮らしている方の生き様を思い出し、
刺激を感じながら、また山仕事に励むこととします。

                    母ちゃん
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