~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

ドクターヘリ

2007年03月25日 07時18分30秒 | Weblog


ドクターヘリ見学会に行って来ました。
2年前から運航されました。
伊豆には各地に総合病院がありますが、そこで対応できないときは
伊豆長岡にある順天堂静岡病院まで行くことになります。
息子もそこで命を救われ、今元気でいられるのもその病院のおかげです。
以前は救急車で1時間以上かかって天城越えをしなくてはならなかったですが
ドクターヘリではたったの12分で到着できます。
年間の出動回数は500回以上とのこと、驚きです。
今までに何人の尊い命が救われたことでしょう。
この小さな村でも2人がお世話になり、今も元気で生活してます。
下田、南伊豆方面に出動の時は、わが家の真上を飛行します。
猛スピードで、、、大風の吹く中でも機体を左右に揺らしながら
患者のもとに飛んで行く。
空を見上げながらいつも頭の下がる思いです。
このドクターヘリ、日本全国でたったの11機しか配備されていないそうです。
そのうち2機が静岡県で活躍しています。
日本は格差社会だと言われていますが、お金だけでなく医療面でも大きな
格差があるように思います。
医師、病院不足の為ちょっと風邪をひいて薬をもらいに行くだけでも
何時間もバスに揺られて一日掛かりで近隣の病院まで行くお年寄りがいる
地域があると聞いたことがあります。
無駄な道路、橋、箱ものなどに莫大なお金を掛けるなら、命を救うために
もっと使って欲しいものです。
この伊豆はそんな意味ではすごく恵まれた土地だと思います。
ここ稲梓には立派な診療所まであり、地域医療に情熱を注ぐ
若先生まで常駐してくれています。
コンビニも映画館もないこの村ですが、安心して生活できることが
どんなに幸せな事かと実感しました。

                      父ちゃん


ヘリに乗りこむスタッフのみなさんです。



コメント (2)
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春のさんぽ

2007年03月11日 23時28分13秒 | 田舎暮らし


ポカポカ陽気に誘われて、春の草花も一斉に芽吹きはじめました。
今日は楽しみにしていた春のおさんぽ、山菜採りです^^
母ちゃん「今日、つくし採り、よもぎ摘みしようか?」
息子「やったー! いこう、いこう!」
畦道、山道、一本橋、湧き水処…。
春の景色のなんと美しいことか。
山の空気のなんと心地よいことか。
2人で歩き回って収穫した山菜、
よもぎ、たんぽぽ、つくし、ヤブレガサ、クレソンなどなど…。
夜の食卓はたんぽぽサラダ、つくしの甘辛いため、ヤブレガサのお浸し、
クレソンのソテーの山菜づくし。
よもぎはパンやケーキ、お団子に使う予定。
今しか味わえない山菜、思う存分楽しまなくちゃです。

母ちゃん
追伸・H.P やっーとupしました^^
まるとうわさび

コメント (6)
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