BR 栽培日記 2023

バーズレストランの栽培日記です

春近し

2018-03-01 15:58:57 | 2017年の栽培

今日は全国的に大荒れの天気模様ですね。こちらは雪が止みましたが、水っぽいみぞれの様な雪が少し降りました。とは言え、今日から3月。
今年の春分の日は3/21日ですが、この頃になるとふきのとうや福寿草の花が咲き始めて春らしい日がやってきます。まだまだ積もった雪は多いですが、2月が終わると、長い冬が終わったなとホッとする時期でもあります。雪解けが少しずつ進みながら、春もゆっくりとやってきます。

冬季オリンピックが終りましたね。今回はメダルも沢山取れて大いに盛り上がりました。
冬のオリンピックは道内出身の選手が多いので、とても身近に感じる事ができます。
スキーやスケートなど、けっしてメジャーとは言えないアマチュアスポーツの中で、努力して世界の強豪と堂々と渡り合っている日本人選手を見ると、やはり凄いなーと思います。
二連覇した羽生さんの集中力、小平なおさんの平常心、女子団体パシュートのチームワークが特に印象に残りました。

パレオダイエット

2018-02-16 17:14:46 | 2017年の栽培
パレオとは、旧石器時代を意味する「Paleolithic(パレオリシック)」の略。まだ農耕が始まる前、約8000万年前~250万年前の旧石器時代の、野生植物や動物を採取していた頃の食生活を再現しようというもので、原始人食とも言われます。
私は最近知りましたが、皆さんもうご存知でしたか?

旧石器時代に生きていた人々は身体が強く、健康的であったと言われていることから、当時の狩猟採取で食べていた、肉・魚介類・野菜・ナッツ・たね類・フルーツを食べ、農耕時代以降に食べるようになった穀物や豆類、乳製品、加工食品を食べないようにすることで、健康で皮下脂肪の少ない身体を手に入れることが出来るというのがパレオダイエットの考え方です。

現代人の食生活はお米・パン・パスタなどの炭水化物の取りすぎだとされています。
炭水化物から食物繊維を取り除いたものが糖質で、過剰に摂取すると肥満・糖尿病・高血圧症と様々な病気になりやすい事が知られています。

現在、厚生労働省から奨励されている栄養バランスは、「炭水化物60%、タンパク質15%、脂質25%」ですが、パレオダイエットでは、「炭水化物20%、たんぱく質30%、脂質50%」のバランスが最も良いとされています。白米(ごはん)を主食にして沢山食べることは病気を招く、と言っても良いかもしれませんね。

日本で最も平和な時代と言われている縄文時代も、狩猟採集の生活ですから、パレオダイエットのような食事内容だったろうと思います。米による農耕文化が始まったのは、渡来人による弥生文化からですから、食事の内容の変化と共に、縄文人が滅んでしまったと言っても良いでしょう。この農耕文化と共に、所有や富や競争、搾取と言ったような概念ももたらされたのでした。
更に明治維新によって西欧化が始まり、戦後の食文化革命によって、肉食・乳製品・加工食品が巷に溢れ、極端な事を言うと、何を食べても毒にしかならない、というような状況になってしまいましたね。しかし、こんな時代だからこそ、何を食べるか、食べないかの選択には少し気を使った方が良いと思います。「健全な精神は健全な肉体に宿る」と言われているように、身体を健康に健やかに保つという事はとても大事な事です。

冬の除雪

2018-02-01 16:50:27 | 2017年の栽培

今年は雪量が多い年です。北海道ばかりではなく、全国的に雪が降っていますね。
さて、今日から2月に入りました。今日は雲ひとつないスッキリと晴れた青空でした。太陽の光は確実に強くなってきています。夕方3時半頃になると暗くなっていたのが、5時近くになっても、まだぼんやりと明るさが残っています。陽もだいぶ長くなりました。

大腰筋(だいようきん)

2018-01-27 16:22:14 | 2017年の栽培

人体は、骨盤を境にして上半身と、下半身に分けられますが、これをつなぐ役目をするのが、背骨と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ大腰筋と、骨盤と大腿骨をつなぐ腸骨筋で、もう一つ小腰筋というのがあり、三つを合わせて腸腰筋といいます。(ちょっとややこやしい)

背骨と足をつなぐ大事な役目をするのが大腰筋という筋肉ですが、内臓の下にあるインナーマッスルなので、大事でありながら、目に見えるものではないので普段意識する事がない部位です。
現代生活では、歩く事がほとんど無いので、意識して鍛えておくのが良いかもしれません。
検索すると、効果的なストレッチ方なども沢山出てきます。

大腰筋については、越山雅代さんのブログに詳しく書かれていますので時間のある方は覗いてみてください。 ホリスティク雅代メソッド

しかし、この図をじっと見ていると、人体の精巧さにはほんとうに驚きますね。
生命の進化をこの惑星地球の中だけに限定して考えると、サルから原人に、更に現代人へと自然に進化したという事になるのでしょうが、勿論これは無理のある考え方です。
私たちの天の川銀河だけで何千億個もの星があり、この宇宙には何千億個の銀河がある事を思えば、ほとんど無限と思われる星との関係の中で、わたしたちの地球という星があります。
何百万年という時間スケールの中で、様々な遺伝子交配が行われて地球人が誕生したと言って良いでしょう。ただ関係した星の数が多く、また地球は何度もボールシフトを経験するなど、大災害の多い星です。その度に文明は滅亡し、又起こりという事を繰り返しているので、ここ数万年に限ったとしても、その歴史を明らかにする事は難しいと感じます。痕跡が残らないですからね。まぁ、この話は置いておくとして、この身体が自分だ、私の身体だと思っている人は多いでしょうね。

でも身体というのは、両親が作って育ててタダでくれてものですよね。その両親も、又その両親からもらったものであり、その大元は解らないけれど、もともとタダで伝承されて来ているものです。この超精妙な有機体ロボットは、魂が地球生活を送る上で編み出した宇宙服の様なもので、これをタダで借りているという事は実は凄い事ですね。地球がオーナーで、リース料を請求されたら、何兆円もの請求書が来るかもしれません。それだけ価値のあるものですからね。

この、私のものという所有権意識がいつ頃地球人にもたらされたものなのか定かではありませんが、先住民族には、(特に)土地を所有するという観念が無いか、低い事を思うと、現代人に特有の観念意識だと言ってよいと思います。
日本にも、民法という基本的な法律がありますが、その内容は、所有権・物権・債権・相続、と権利を規定した構成になっています。この権利意識が、競争を生み、対立を生み、争いの元凶となっているだろうことは誰にでも解る事です。

勿論、生きて行くのに、住宅も必要ですし、衣類・食糧も要るので、所有する意識そのものが間違っているとは思いませんが、必要以上の所有権意識は、傍から見るととても見苦しいものです。程ほどでよい、そのバランスを取る為の言葉が、「われ 足るを知る」です。

たるという言葉に足という字が使われているのはとても象徴的なことです。
何のことはない、自分の足でしっかり歩けという事なのですが、現代人はめっきりと歩かなくなりました。移動は車・電車・飛行機ですし、偉くなるとお迎え自動車などが来て、更に歩かなくなります。地に足がつかなくなると、頭の観念領域だけが肥大して更に権利欲が湧いてくる、そんな感じになってしまうのかもしれません。自分の足で歩ける程度の範囲内で満足できれば、世の中ももっと平和な世界になるかもしれませんね。

そんなわけで、大事な足と胴体を繋ぐ役割をするのが、大腰筋という筋肉ですよ、というお話でした。