BR 栽培日記 2024

バーズレストランの栽培日記です

麦の出穂

2015-06-29 20:48:20 | 2015年の栽培

ハダカ大麦の出穂が始まりました。


ヒダカオーツも出てはいるのですが・・。



全体が緑ではなく、赤っぽく見えると思います。葉枯れ病と言って、今年はバッチリ出てしまいました。初めて作付けする場所でしたので安心していたのですが、ヒダカオーツは、万全の土壌状態で無いと、どうしてもしっかりと育ってくれません。4月末の早い播種時期も考慮すると、やはり秋のうちの準備が絶対必要なようです。
実は多少は取れると思いますが、全部を脱穀する予定ですので、残念ながら今年のヒダカオーツの緑穂は実施できません。ハダカ大麦のみとなりますので、ご了解ください。



今日は、黄あわ・赤あわの畝間のすき込みをしました。写真は黄あわです。去年と同じ様に順調な生育ですが、赤あわの方はあまり芳しくありません。黄あわと比べると、赤あわは更に難しいです。黄あわの1.5倍の土壌肥沃度が要求される感じがします。

緑肥のすき込み

2015-06-26 20:14:46 | 2015年の栽培

いつもこきびを蒔いている南側の圃場。今年は全滅してしまいましたので、南部早生ひえを蒔き直ししました。多少生え切れはあるのですが、半分ほどは生育しそうです。


こきびの培土始めました。北側は順調に生育しています。


その合い間にやっているのが、黄あわの畝間の草のすき込み。いつもは刈り払い機で刈るのですが、今年はふと思い付き、すき込んでみることにしました。


畝間の草は30cmほどに育っています。黄あわの収穫のみを考えれば、刈った方が楽なのですが、すき込めば、これは来年用の見事な緑肥になります。キビ・アワ・ヒエは全てイネ科の雑穀ですので、交換しても輪作にはならず、意味がない事なので、今まではずっと同じ場所での作付けを続けてきました。勿論、各作物毎に養分要求量がまるで違うので、その点の難しさもありました。しかし、緑肥がすきこめるとなると話が違ってきます。来年、ここにキビ・ヒエを播種すれば間違いのない生育が確保できます。今まで考えもしなかった畝間緑肥連続栽培法です。