BR 栽培日記 2024

バーズレストランの栽培日記です

エゴスキュー

2012-01-22 18:14:39 | 日記・エッセイ・コラム

今日はエゴスキューの体験会があり、登別まで行ってきました。途中雪の為、高速道が通行止めになってしまい、冬道ですし、思ったより時間がかかってしまいました。通常なら2時間ちょっと程で着く距離なのですが、3時間近くかかってしまい、少し遅れて到着しました。

「エゴスキュー」というのは、聞いた事が無いかもしれませんが、アメリカ発祥のエクササイズです。ベトナム戦争に従軍して負傷した、ピート・エゴスキュー氏が、寝たきりの状態から回復するために独自に開発したもので、筋肉を再教育する運動療法です。自分の健康に責任を持ち、誰もが持っている自己治癒力にスイッチを入れること、自分で自分を治すというのが基本です。

本を買い、一週間ほど毎朝やってみましたが、とても良い感じなので、今日の体験会に参加してみた、というわけです。「最も大切なことは自分で自分の身体を管理できるようになること」というスタンスが素晴らしいですね。今後も冬の間の体操として続けていきます。

気・血・動 日本には、「真向法」という健康体操がありますね。僅か四種類のみの体操ですが、創始者の長井津先生が、脳溢血になって半身不随になったときに、編み出された行法です。最近は私もさぼってあまりしなくなりましたが、短時間でできる効果的な行法であると思っています。

さて、健康に幸せに生きる為の三要素が、気・血・動、ですね。 気は心がけと言うか、心の持ち様、精神状態のことですね。血は食べ物。動は運動。健全な精神は健全な身体に宿る、と言われるとおり、この三つが伴って初めて健やかな人として生きていけるように思います。この三つがバランスを保っていると、三角形になって安定するのだと思いますが、どちらかと言うと、血・動はほおって置いて、気・頭の働き・顕在意識のみに働きかける情報が多いかもしれません。本・講演会・セミナー・ワークショップなど、参加されたことのある人も居ると思いますが、耳で聞くだけでは了解できたとしてもなかなか実践されてきません。数日したら忘れてしまいますしね。人は身体という乗り物に宿って旅する魂である以上、まず血・動に気を配って健やかな身体を保ち、その上に気・精神性を積み上げていく、というスタイルが無難なのかもしれません。

私が時々読んでいるサイトをご紹介しましょう。「心の苦しみの完全解消法」というサイトです。勿論怪しげなものではなく、稲福薫先生という沖縄県の産婦人科の先生の書かれているサイトです。「思考が苦玉を作る」として、一切の薬剤を使う事なく、統合失調症や発達障害を治療されています。私も去年の2月、札幌で無の体験会があった時に参加して、一度お目にかかったことがあります。 頭の思考を消す為に見る見るして、無限のこころを体感する、というのが先生の言われている事です。私も散歩時には、意識して見る見るに徹して無思考の状態を作るようにしています。これは歩く瞑想かもしれませんね。一日のうちで無思考を意識する事は、頭に昇った血を下げる効果があるように感じます。 


うしとらの金神様 

2012-01-21 17:12:26 | 日記・エッセイ・コラム

古神道とは、国家成立以前の縄文時代からの流れを組む信仰形態を指しますが、日本においては、これら古代の神々の神格を略奪する神隠しが二度行われています。一度目が、渡来人によってもたらされた米作りの弥生文化を基盤とする大和朝廷時代。二度目が明治維新を発端として始まった国家神道時代。共に、伊勢神宮を頂点として全国の神社を格付け再統合し、古来からの神々の神格を封印して行くという暴挙でした。これは真の主宰神が隠退させられ埋没してしまった事を意味します。


ねこやなぎ

2012-01-20 17:20:37 | 日記・エッセイ・コラム

120 1201

ねこやなぎの芽が出始めました。白い綿毛のような感じでビロードの様につるつるした触感です。北海道はこれから、厳寒期を迎えます。1月末から2月始めにかけてが一番冷え込む時期です。それに合わせるかのように芽を出してくるのですから、このねこやなぎの生命力も半端ではありません。全てが凍りついてしまうこの時期によく芽を出してくるものだと感心します。


味噌作り

2012-01-20 11:48:04 | 日記・エッセイ・コラム

福島原発事故が起こった時に一冊の本を読みました。

「第二次世界大戦終戦間際の昭和20年8月9日に、長崎で原爆が投下されたときの話です。爆心地1.4キロにある病院の従業員と入院患者の計約70名は、何と被爆したにもかかわらず、放射能の被害に遭うことなく全員が生き延びたのです。その中心に秋月辰一郎という医師の存在がありました。この秋月医師が推進した自然食というのは、玄米と味噌、そして塩をしっかり摂り、白砂糖をやめることでした。」 (以上、放射能汚染から命を守る最強の知恵、から抜粋。)

放射線が何故身体に悪いかというと、多分、人の生命の基礎放射エネルギー(6500オングストローム)を急激に引き下げてしまうからでしょう。放射値が低いために身体に良くないとされている、コーヒー・紅茶・チョコレート・ジャム・白パンなど、これらは嗜好品ですから、それほど一度に大量に摂取するものではありませんから、少しぐらいであれば、身体の復元力によってすぐに害を及ぼすほどのものにはならないのだろうと思います。ところが放射線は強いので、身体に浴びてしまうと、身体内で情報処理ができずに、一方的に生命の放射力が奪われてしまう。その浴びる量によって放射力が一定の数値を下回ってしまった時に死に至る、という事になってしまうのだと思われます。

ところが、放射能に打ち勝つ食品が三つある、それが玄米・味噌・塩だと言う事です。これらの食品が、体の放射力を高めるからだと考える事ができます。人の放射力を高める作用を及ぼすのが良い食品(穀物・生野菜・新鮮な魚介類)であるとするならば、それを提供するのが農業に従事するものの努めでしょうし、良い社会作りに貢献するという、将にそこに農業者としての使命があるはずです。

命溢れた玄米、天然醸造された添加物の無い味噌、天然塩、勿論探せばあるものですが、気軽にスーパーで購入できるわけではありません。農業も経済活動ですから、農産物の内容よりも効率的な経済効果を考える。利潤をまず最初に考えるのであって、他人の命や健康を考えるわけではありません。寂しい話なのですが、農家も又経済という社会の中で生計を営んでいるわけですから、あるていどは止むを得ないという気持ちも良く解ります。しかしながら、今後は、ますます食の安全性が問われる時代になっていくでしょう。何時までも農薬・化成肥料を使った効率農業を続けていたのでは、TPPが実施され窓口が開放されたときに生き残っていける農家はごく少数でしょう。世の中が求めるものを提供できない産業は消えていくしかない運命です。農業も例外ではないでしょう。

私がこれからやって行きたいと思っているのが「味噌作り」です。米も作りたいですが、現状では田んぼを買うのも借りるのも無理なので、できる可能性があるのが、味噌作りです。原料の豆づくりに拘り、良い麹・塩・水を使って丁寧に仕込む。放射力三万オングストロームの味噌を目指すのが、これからの目標です。薬膳的な効果のある味噌を目指すのであれば、一万あれば十分だと思います。丁寧に仕込む事によって可能でしょう。それを如何に三万まで引き上げるのかが、今後の課題です。一口食べれば、その人のあらゆるネガティブな思考を打ち消し、人間性をも高めてしまう、そんな味噌ができたら凄いと思いませんか?  そのとき、宇宙の根源的なパワーである愛の結晶になるはずです。


へうげ味噌

2012-01-19 19:12:11 | 日記・エッセイ・コラム

119 1191

注文していた「へうげ味噌」が届きました。 札幌のまほろば製造です。 特徴は、米・小麦の麹を四倍使用している事と、まほろば自然農園にて自家採取した10種を含む17種類の豆を原料にしていること。勿論塩はまほろばオリジナルのなごみ塩、水はエリクサーⅡを使用しています。

早速味見・・・勿論うまい。しっかりとしょっぱいのだが、それを上回る甘みがある。絶品といっても過言ではない。 米・小麦を麹にするのは普通だと思うが、驚きは原料の豆である。自家採取の10種とは、紫花豆・白花豆・うずら豆・とら豆・白ささげ・黒豆・茶豆・太平ささげ・王胡隠元・三色隠元、である。

味噌には大豆、と思い込んでいたが、菜豆類も味噌の原料になるんですね。こんな味噌を実際に作ってしまうのだから、さすがは宮下社長。実に贅沢な一品です。