今日はエゴスキューの体験会があり、登別まで行ってきました。途中雪の為、高速道が通行止めになってしまい、冬道ですし、思ったより時間がかかってしまいました。通常なら2時間ちょっと程で着く距離なのですが、3時間近くかかってしまい、少し遅れて到着しました。
「エゴスキュー」というのは、聞いた事が無いかもしれませんが、アメリカ発祥のエクササイズです。ベトナム戦争に従軍して負傷した、ピート・エゴスキュー氏が、寝たきりの状態から回復するために独自に開発したもので、筋肉を再教育する運動療法です。自分の健康に責任を持ち、誰もが持っている自己治癒力にスイッチを入れること、自分で自分を治すというのが基本です。
本を買い、一週間ほど毎朝やってみましたが、とても良い感じなので、今日の体験会に参加してみた、というわけです。「最も大切なことは自分で自分の身体を管理できるようになること」というスタンスが素晴らしいですね。今後も冬の間の体操として続けていきます。
気・血・動 日本には、「真向法」という健康体操がありますね。僅か四種類のみの体操ですが、創始者の長井津先生が、脳溢血になって半身不随になったときに、編み出された行法です。最近は私もさぼってあまりしなくなりましたが、短時間でできる効果的な行法であると思っています。
さて、健康に幸せに生きる為の三要素が、気・血・動、ですね。 気は心がけと言うか、心の持ち様、精神状態のことですね。血は食べ物。動は運動。健全な精神は健全な身体に宿る、と言われるとおり、この三つが伴って初めて健やかな人として生きていけるように思います。この三つがバランスを保っていると、三角形になって安定するのだと思いますが、どちらかと言うと、血・動はほおって置いて、気・頭の働き・顕在意識のみに働きかける情報が多いかもしれません。本・講演会・セミナー・ワークショップなど、参加されたことのある人も居ると思いますが、耳で聞くだけでは了解できたとしてもなかなか実践されてきません。数日したら忘れてしまいますしね。人は身体という乗り物に宿って旅する魂である以上、まず血・動に気を配って健やかな身体を保ち、その上に気・精神性を積み上げていく、というスタイルが無難なのかもしれません。
私が時々読んでいるサイトをご紹介しましょう。「心の苦しみの完全解消法」というサイトです。勿論怪しげなものではなく、稲福薫先生という沖縄県の産婦人科の先生の書かれているサイトです。「思考が苦玉を作る」として、一切の薬剤を使う事なく、統合失調症や発達障害を治療されています。私も去年の2月、札幌で無の体験会があった時に参加して、一度お目にかかったことがあります。 頭の思考を消す為に見る見るして、無限のこころを体感する、というのが先生の言われている事です。私も散歩時には、意識して見る見るに徹して無思考の状態を作るようにしています。これは歩く瞑想かもしれませんね。一日のうちで無思考を意識する事は、頭に昇った血を下げる効果があるように感じます。