天から一本の黄金の鎖がたれている その鎖をつかめ!!
「お神酒(おみき)というのがあるよね。これは三つの喜び(お三喜・おみき)、うれしき・たのしき・ありがたき、ということで、これさえあげていれば、お酒なんてあげなくていいの。
うれしいね・ありがたいね・たのしいね、というお神酒をあげていれば幸せになるし、それを実際にやれば、もうその人は神さまなんだよ。これが私たちの、幸せにつながる、黄金の鎖なんだよ」
宇宙コンセントの話
この話を私はこんなふうに解釈しています。
天から、幸せにつながる黄金の鎖が、一人に一本、もれなく垂れています。ところが、この鎖は頭上から20mのところでピタッと止まっています。勿論、人の頭と直接つながっていれば、いいのだけれど、人には自由意志というものが与えられているので、この鎖につながっても、つながらなくても、どちらでも良いよと、神さまが決めているわけです。
ところで、電気製品を使う場合、必ずコンセントを入れますよね。
電気はすぐそこまで来ているのだけれど、コンセントを入れてつなげないと電気製品は絶対に動きません。コンセントを入れるというのが必須作業なわけです。
そこで、この黄金の鎖の先がコンセントになっていると想像してみてください。この鎖につながって宇宙からの無限のエネルギーを受けようと思った場合は、このコンセントを入れないかぎりどうにもならないことなんです。頭上から、延長コードを20m伸ばしてコンセントを差し込む作業が必須となってきます。この延長コードに当たるのが、この、お三喜。お三喜を自分のうち神様に捧げます。つまり、毎日をうれしいね・ありがたいね・たのしいね、という気持ちで過ごしていると、この延長コードが頭上からスルスルと延びて、天からぶら下がっているコンセントにバッチリはまるわけです。
天とつながって、全てとつながったなら、不幸でいることなど不可能でしょう。無限の喜びに包まれて、幸せな毎日がやってきます。あとは、この天のコンセントにつながろうと思うか、思わないか、毎日の暮らしの中で実践するかしないか、ですね。
ただ、この延長コードは切れやすい。最初はクモの糸のように極細い。すぐに切れてしまう。この糸を、木綿糸にして、細い針金にして、太い針金にして、ワイヤーにして、と徐々に太くする為の不断の努力が求められます。つながったらそれで終わりというわけではありません。コードは太ければ、より大きなエネルギーが流れ入って来る事になります。
で、この話にはもう一つポイントがあります。自分の内の、内神様にお三喜を捧げるという点です。自分の外の神さまや他人に捧げるものではないという事です。
ここを間違うと、外の神さまや思想団体に振り回されてしまう事になるので要注意。
人の為、と書いて、「偽・にせ」と読みます。世の為・人の為とか、地球の為に、とか言って人集め・金集めしているような団体は要注意です。「あまりにも立派な事を言っている人はあぶない」。人に立派だと思わせる事によって、何かを得たいという隠れた動機があるからです。名誉欲というのも、結局は個人のエゴから出るものですから、要注意です。上手に見分ける眼力も絶対に必要なものです。