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救急医療の現場で医師がたどり着いた魂の本質
東京大学医学部 救急医学分野教授 矢作直樹先生の最新刊です。
「この時代に生まれる必然性があるからこそ、私たちは日本人に生まれてきたのです。」
本来の優しい心を解放し、譲り合いの精神を大事にする。
誰かと共に食事をとり、経験や感情を共にしその場を共にわかちあう。
この世という修行の場で、じぶんだけではなく他人も大事にする。
肉眼で見えないものを決して全否定せず敬うことを忘れない。
誰も呪わず、お天道様に背かない、先人の教えを次の世代へ。
もっと歴史を学び真実を知り自らを貶(おとし)めたりしない。
愛、調和、寛容・・・、風呂敷を創造した私たちが世界の難問を解決する。
私たち人間は、学ぶために輪廻転生している。
あぁ、ついに、お医者さんが魂を語る時代がやってきましたね。矢作先生は、魂だけではなく、道徳・天皇・国体についても語る稀有な有識者です。皆、正面切って語ることはあまりしない分野ですが、大人だけでなく、中高生の若い人にも是非読んで頂きたい一冊です。
今の日本には、この徳育がありません。家庭にも学校にも会社にも社会にも、徳がないのです。あるのは得の方かな。(笑) 自分の欲しか考えない人ばかりになってしまうのも仕方ないですね。