BR 栽培日記 2023

バーズレストランの栽培日記です

ヒダカオーツ

2010-06-20 18:42:57 | 2010年の栽培

620 何時の間にやら6月の20日、ヒダカオーツの出穂が始まりました。

6201 畑に住み着いているキジ。とうもろこしを食ったのはこいつかもしれません。去年は雛もいたので、総勢10羽ほどで畑の中をビュンビュン飛び回っていました。今日見たのは雄と雌のつがいですので、雛たちは巣立ってそれぞれの別天地に飛び立って行ったのかもしれません。


夏の天王山

2010-06-19 20:07:19 | 2010年の栽培

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6193 こきび、二回目の除草始めました。10cm位になってきましたので、根元の草を手で取りながら軽く土寄せしていきます。夏の暑い時期でもありますし、体勢が前かがみになりますので、体力的にもかなりきつい作業です。これから赤きび・茶きび・ひえと作業は続いていきますので、これから7月の後半頃までが、一番きつい、無農薬栽培の天王山です。

勿論普通の農家はこんな面倒な作業はしたがりませんので、気軽に除草剤を使いますが、生命力の強い雑草・野草を根こそぎアッと言う間に枯らしてしまうのですから、その毒性は半端なく強いものです。そんな圃場で息絶え絶えに育った農産物がエネルギー溢れた物にならないのは当然の事でしょう。 根元から取った草の量も結構多いですが、これが枯れて又土に戻り、来年の養分へと形を変えてくれるわけです。無農薬栽培は半端なく手間がかかるものですが、その分作物は余分なストレスを感じることなくスクスクと育ってくれます。収穫した農産物が自然のエネルギー溢れたものになるのはこれまた当然の事です。


南蛮定植

2010-06-18 19:48:53 | 2010年の栽培

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6/16(水)は、久しぶりに雨が降りましたので、ハウスの中で南蛮(赤唐辛子)の苗を定植しました。これは昨年の実から取った種子から育苗したものです。

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小松菜の種子も蒔きました。早生タイプと晩生タイプの二種類です。

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今日の夕方、水をかけようと思ってハウスに行って見ると、なんと早生の小松菜の芽が既に出ていました。葉物野菜の種子を蒔くのは今回初めてですが、普通、二日で芽が出るものでしょうか? 実はこの種子には種処理という事をしています。生体研の独自の技術で、めざめ液に浸けてから種を蒔きます。勿論この液は薬品ではなくて、ただの水なんですが、植物の遺伝子支配を超優性に導くようにチャージされた高機能水です。この水に浸けてから種蒔きしたわけですが、二日で芽が出るとはちょっと驚きです。今後の生育が楽しみですね。 


除草作業

2010-06-14 20:46:20 | 2010年の栽培

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北側の茶きび・3a、無事に生え揃いました。

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上段・北早生ソバ。下段左ダッタンソバ、今年は少し蒔きました。下段右は南側4aの茶きび、こちらも一回目の除草終りました。

6月に入ってからは雨が降らず好天の日が続いていますが、今日の気温は28度、7月末頃の真夏の気温です。一ヶ月前の5/14日頃は毎日寒くて桜も咲かず、春が何時来るのかと心配していたのにです。5月・6月を飛び越えて一気に7月の暑さになってしまいました。気温のリズムは完全に狂ってますね。6月が暑い年はろくな事がありません。又冷夏になって日照不足の秋を迎えそうな雰囲気です。

こちらには地バチといって1cmくらいの小さなハチが、いつも電牧の針金に巣を作るのですが、今年は何故かまだ一つも見当たりません。ここで農業を始めて11年になりますが、ハチが巣を作らない年が一度だけありました。その時は、百年に一度の大水害がこの地を襲って死者も出る大変な年になったんです。このようなリズムの狂いを知らせる自然の警告は実に不気味です。今から心配してみてもしょうがないことですが、今年は(も?)大変な年になりそうです。