天理市のH.A.M.A.木綿庵(ゆうあん)さんから購入したコットンボールと種子が届きました。
右が洋綿、左が和綿です。どちらも真っ白でとても綺麗ですが、大きさはかなり違って、洋綿は和綿の2倍位あります。
ハウスの中であれば何とか可能ではないかと思うので、試しに栽培して見ようと思います。
5月初めの播種になるので春が来るのが楽しみです。
先週のブラタモリ浜松で見ましたが、大阪・愛知・静岡が綿花の三大産地だったそうです。
今は化学繊維があるので着る服に困る事はありませんが、昔は、綿・麻・絹等の自然素材しかなかった訳ですから、綿花の栽培も大事な産業だったのでしょうね。
綿花と言えば、インド独立の父であるガンジーが、糸車を回している写真が思い浮かびます。
当時のインドに置いては綿花が将に独立の象徴そのものだったのでしょう。
アメリカに置いては、南部の綿花農場で綿摘みに従事させられる黒人奴隷の姿がありました。
大航海時代、世界に進出したイエズス会は奴隷貿易と言うとんでもないものを編み出しました。世界各地に不幸と悲惨と苦しみを撒き散らす暴挙でありました。
このように様々な歴史的背景を持つ綿花ですが、暗い時代は過ぎました。
今は、ただ楽しみの為に、花と綺麗なコットンボールを愛でる為に栽培する事ができます。
平和な時代になりました。