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今年は、キビ・ヒエはまずまずの出来でしたが、黄あわは減収・赤あわはほぼ全滅と、アワ類が良くありませんでした。気になるのは、黄あわの葉。枯れる前に葉が赤くなっています。アワの葉が赤変するのは、リン酸不足のサインです。黄あわは、生育そのものはそれほど悪くは無かったのですが、穂が全体に小さめで、穂が大きくなりませんでした。
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白あわは低肥料でも育つ丈夫なアワですが、こちらも葉の赤変が少し見られます。
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うるちあわの葉。こちらも少し赤くなっています。
基本の肥料は、放線菌堆肥と発酵鶏糞、それにミネラル資材をプラスしています。放線菌堆肥と発酵鶏糞・オーガニック8:5:3、これらの肥料には勿論リン酸分が含まれていますので、別途リン酸肥料を追加することはありませんでした。普通の畑ならこれだけでも十分なはずです。ただ、私の畑は毎年連作なので、普通の対応では少し足りないのかもしれません。
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早生ヒエは倒伏対策が難しいのですが、倒伏防止に入れているカルシウム・珪酸はほとんど効果がありませんでした。写真は、コーラルリンサン。インドネシア産のサンゴの化石です。この中にはサンゴ由来のカルシウムとケイ酸が含まれています。JBF(株)で扱いがあるので、来年はこれを使用してみようと思います。リン酸をしっかり効かせる事でヒエの倒伏防止にもなるかもしれません。リン酸不足は盲点でした。