BR 栽培日記 2024

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大腰筋(だいようきん)

2018-01-27 16:22:14 | 2017年の栽培

人体は、骨盤を境にして上半身と、下半身に分けられますが、これをつなぐ役目をするのが、背骨と大腿骨(太ももの骨)をつなぐ大腰筋と、骨盤と大腿骨をつなぐ腸骨筋で、もう一つ小腰筋というのがあり、三つを合わせて腸腰筋といいます。(ちょっとややこやしい)

背骨と足をつなぐ大事な役目をするのが大腰筋という筋肉ですが、内臓の下にあるインナーマッスルなので、大事でありながら、目に見えるものではないので普段意識する事がない部位です。
現代生活では、歩く事がほとんど無いので、意識して鍛えておくのが良いかもしれません。
検索すると、効果的なストレッチ方なども沢山出てきます。

大腰筋については、越山雅代さんのブログに詳しく書かれていますので時間のある方は覗いてみてください。 ホリスティク雅代メソッド

しかし、この図をじっと見ていると、人体の精巧さにはほんとうに驚きますね。
生命の進化をこの惑星地球の中だけに限定して考えると、サルから原人に、更に現代人へと自然に進化したという事になるのでしょうが、勿論これは無理のある考え方です。
私たちの天の川銀河だけで何千億個もの星があり、この宇宙には何千億個の銀河がある事を思えば、ほとんど無限と思われる星との関係の中で、わたしたちの地球という星があります。
何百万年という時間スケールの中で、様々な遺伝子交配が行われて地球人が誕生したと言って良いでしょう。ただ関係した星の数が多く、また地球は何度もボールシフトを経験するなど、大災害の多い星です。その度に文明は滅亡し、又起こりという事を繰り返しているので、ここ数万年に限ったとしても、その歴史を明らかにする事は難しいと感じます。痕跡が残らないですからね。まぁ、この話は置いておくとして、この身体が自分だ、私の身体だと思っている人は多いでしょうね。

でも身体というのは、両親が作って育ててタダでくれてものですよね。その両親も、又その両親からもらったものであり、その大元は解らないけれど、もともとタダで伝承されて来ているものです。この超精妙な有機体ロボットは、魂が地球生活を送る上で編み出した宇宙服の様なもので、これをタダで借りているという事は実は凄い事ですね。地球がオーナーで、リース料を請求されたら、何兆円もの請求書が来るかもしれません。それだけ価値のあるものですからね。

この、私のものという所有権意識がいつ頃地球人にもたらされたものなのか定かではありませんが、先住民族には、(特に)土地を所有するという観念が無いか、低い事を思うと、現代人に特有の観念意識だと言ってよいと思います。
日本にも、民法という基本的な法律がありますが、その内容は、所有権・物権・債権・相続、と権利を規定した構成になっています。この権利意識が、競争を生み、対立を生み、争いの元凶となっているだろうことは誰にでも解る事です。

勿論、生きて行くのに、住宅も必要ですし、衣類・食糧も要るので、所有する意識そのものが間違っているとは思いませんが、必要以上の所有権意識は、傍から見るととても見苦しいものです。程ほどでよい、そのバランスを取る為の言葉が、「われ 足るを知る」です。

たるという言葉に足という字が使われているのはとても象徴的なことです。
何のことはない、自分の足でしっかり歩けという事なのですが、現代人はめっきりと歩かなくなりました。移動は車・電車・飛行機ですし、偉くなるとお迎え自動車などが来て、更に歩かなくなります。地に足がつかなくなると、頭の観念領域だけが肥大して更に権利欲が湧いてくる、そんな感じになってしまうのかもしれません。自分の足で歩ける程度の範囲内で満足できれば、世の中ももっと平和な世界になるかもしれませんね。

そんなわけで、大事な足と胴体を繋ぐ役割をするのが、大腰筋という筋肉ですよ、というお話でした。

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