田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

初日の出登山 & 絵馬

2024-01-01 17:24:04 | その他
 待望していた藻岩山々頂から初日の出だった。暗い中を登り続けた末に眺める年初めの日の出はやはり特別だった。数年来待ち焦がれた1月1日にご来光を拝めたことが吉兆の印であれば良いのだが…。そして私はその足で、円山動物園で配布された絵馬をいただいてきたのだった。

 拙ブログにお立ち寄りの皆さま、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします!
 さて、私は予告(?)していたとおり、今朝未明に起き出して藻岩山山頂で初日の出を拝もうと今日は車で登山口に向かった。実は先月26日に藻岩山に予行登山をした際に、「慈啓会病院口」の駐車場が閉鎖されて、駐車可能の箇所は数台が止まれる程度しかなかった。そこで自宅を午前4時に発った。すると、さすがにその時間に登山をしようとする人は なく私の前には1台が駐車しているだけで無事に駐車することができた。
 それから車の中で小一時間時間を過ごし、私の登山時間を1時間半とみて午前5時に登山を開始した。ヘッドライトを付けての登山も久しぶりだったが、周りが見えないことで登山に集中できるのも悪くはない。ただ、前日の新雪が降っていたため、足元がやわらかく若干登りづらかった。
  
 ※ 午前5時半頃、左に映っているのは登山者のライトで、辺りはまだ真っ暗です。
 登山後半には若い人たちが次々と私を追い抜いて行ったが、私には彼らに伍すだけの体力はすでになく、マイペースで登り続けるだけだった。
  
 ※ 自称「藻岩山ゲイトウェイ」と称している尾根から札幌の街を撮ったところです。
 そして予定どおり1時間30分をかけて山頂に到達した。その時、空はやや明るくなりかけていた。そして太陽が昇ってくる東の空を確かめると上空には雲が垂れかけていたが、ちょうどその方向には雲がなく期待を抱かせてくれた。
  
  ※ 山頂に到達した直後。上空には厚い雲が。しかし、東の空は期待を抱かせてくれました。
 本日の札幌の日の出時刻は午前7時06分。日の出時刻まで約30分あったので、登山者用の控室(? ここが藻岩山を登山する人にとっては嬉しい施設である。ロープウェイの山頂駅の一角に登山者のための休憩所が設けられているのです)で、コンビニで仕入れたカスタードシューとコーヒーで一息入れた。
 そして日の出時間が近づき、山頂駅の屋上に上がった。すると大変な人が初日の出を待っていた。登山者の姿も目立ったが、ロープウェイで上がってきた人たちの数が圧倒していた。とてもそこから日の出を望むことはできないと考え、屋上から降り木立に邪魔されるがなんとか日の出が見えるところで待つことにした。
  
  ※ 山頂駅屋上は人がいっぱいで、とても割り込めそうもありませんでした。
 日の出の時刻が近づくと、東の空が茜色に染まり始めた。と思う間もなく、太陽が顔を見せ始めた。辺りから歓声が上がった。見ているとぐんぐんと太陽が顔を出し始める。全てが顔を出すまでどれくらいの時間だったろうか?何枚かカメラのシャッターを切っているうちに太陽はあっという間に全体の姿を現し、辺りは昼間のような明るさになった。

  ※ それでは初日の出ショーです。時間の経過を追って掲載します。
  

  

  

  

  
 考えようによっては1年365日繰り返される自然現象かもしれない。しかし、私たちにとっては一年の初めに迎える太陽の恵みである。それは特別の思いをもって迎え入れるべきものなのだと思う。まして自らの足を駆使して山の頂に辿り着いて迎える日の出は格別である。待ち焦がれていた初日の出を拝むのという願いが叶い、私は満足して下山した。
 そしてその足で、今度は円山動物園に向かい、動物園で毎年年の初めに配布するという干支を描いた「絵馬」をいただき帰宅したのだった。三が日にかぎり先着300名に配布される「絵馬」はある意味お金で購入できるものではないだけに貴重である。私は今年で4年連続いただいている。とても十二支を集めることは困難だが、体が元気なうちは続けたいと思っているのだが…。
  
  ※ 今年の干支の辰を描いた絵馬です。