田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

吉村作治エジプト展

2008-03-24 23:12:00 | 札幌(圏)探訪
 沖縄のことをけっして忘れているわけではありません。
 レポートすべき順序を考えた結果、一時沖縄レポートを休み、最近のことをレポートすることにしました。


 「いつでも行ける」と前売券を持っていながら悠長に構えていた「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」ですが、気がついたら会期末が迫っていました。
 というのも、津波のように押し寄せる(けっしてオーバーな表現じゃありません)観覧者の人の波に恐れをなし、なかなか足を運べないでいたのです。
 一度などは美術館まで行きながら、その人の多さに引き返してしまったくらいだったのです。

 札幌の春山ハイキングでほとんど疲れを感じなかったものですから、その日の夕方ようやく観覧に出向きました。
 午後4時近くにもかかわらず、館内は人で混雑していました。
 とてもゆっくり、静かに観賞するという雰囲気ではありません。
 人の波がなかなか動かないのにしびれを切らし、私は人の背中越しに見て歩くことにしました。

 PRの上手な吉村教授ですから(失礼な言い方をお許しください)それほど期待していたわけではなかったのですが、いい意味で期待を裏切ってくれました。
 セヌウのミイラマスクや木棺、ファイナンス製の首飾り、あるいはライオン女神像など、見応えのある発掘品が数多く並べられ、吉村氏の業績の素晴らしさを十分に感じ取れる内容でした。
 同時に、発掘に使用した機器の展示や、発掘の際のテントなどを模したところは、吉村教授のサービス精神が表れた点ではなかったのかと思いました。

 毎日押し寄せた観覧者の数はこの一ヶ月強(34日間?)の間にどれくらいの数にのぼったのでしょうか?主催者からの発表が待たれます。


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2 コメント

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看板 (おじゃま虫)
2008-03-25 08:17:45
この写真に写る看板(ポスターかな?)から想像する歴史の重みを感じつつ、先日出席しました卒業式での「看板」に思いを飛ばしています。玄関前に掲げられた力作である「看板」は、元気な姿のまま卒業生を迎え、送り出していました。
エジプトも看板も「生きた歴史」ですね。
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思い出します・・・ (田舎おじさん)
2008-03-26 00:15:04
 吉村作治エジプト展は、内部での写真撮影は難しかったので、外に出ていた看板を撮影しました。

 卒業式の看板、思い出します。
 けっこう力(リキ)を入れて作成しましたから・・・、そうですか思い出していただいて光栄です。いつまでも使ってもらえれば嬉しいですね。
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