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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

恵庭フットパス 柏木川と田園地帯コース

2016-05-03 20:13:30 | フットパスウォーク & トレッキング
柏木川と田園地帯を歩くコース(7.5km) 

 昨日レポした「旧島松駅逓とクラーク博士」コースが魅力的だっただけに、こちらのコースも期待したのだが…。特に見るべきところもなく、午後からの寒さも加わり、寒々としたコースの印象だった。ただ、水芭蕉が見頃だったのが救いだった…。 

             
             ※ 「柏木川と田園地帯を歩くコース」のマップです。

 午前のコースを終え、スタート&ゴールの島松駅で一休みした後、さっそく室蘭本線の東側に設定された「柏木川と田園地帯を歩くコース」に向かった。
 まずは島松駅から駅前通りを真っ直ぐ東に向かってメインストリートを進む。メインストリートとはいっても、街は人通りも少なく元気がないように見えた。島松もご多分に漏れず過疎の影響を受けているのか?

          
          ※ スタート&ゴール地点の島松駅前にはこの季節らしく鯉のぼりが泳いでいました。

          
          ※ 島松駅前通りのメインストリートです。閑散とした感じは否めません。

 駅前通りが柏木川と交差したところから、左折して柏木川の右岸を、堤防沿いに進むようにコースは設定されていた。柏木川の西側は住宅街、東側は学校や市の体育館など公共施設が建てられているようだった。
 柏木川は、島松川よりさらに小さな流れではあるが、島松の街中を流れていることから、地域の人たちには親しまれている川なのかもしれない。
 堤防上を歩き始めて間もなく、島松小学校が川沿いに建てられていたが、その学校の塀には「私たちの柏木川」というような標語が描かれていた。

          
          ※ 柏木川の流れの様子です。カワセミがいそうですね。
          
          
          ※ 堤防上から島松小学校の正面玄関がうかがえました。

 堤防上は特に見るべきものもなく、淡々と歩を進めるだけだった。マップの説明では、一帯にはカワセミの営巣地があると説明があったが、なるほど川面には柳の木が密生していてそれらしき雰囲気はうかがえるが、素早く動くカワセミを目撃できる可能性はほとんど期待できないと思われた。

          
          ※ 堤防の道はさまざまな貌を見せていましたが、歩くのにはこのような道が優しいですね。

 マップの説明から唯一期待できるのは、「水芭蕉の群生地」がある、との説明だった。
 ちょうど季節的にも期待できるのでは、と思われたが、案の定、水芭蕉は私を待っていてくれた? やや小ぶりながらも、たくさんの水芭蕉が咲き誇っていたが、最盛期は過ぎていたのだろうか、花に勢いが感じられなかった。

          
          ※ 水芭蕉が白いガクを付けていてくれました。         
          
          ※ このように水芭蕉は群生していました。やや小ぶりかな?と思いましたが、どうでしょう?         

 柏木川沿いで私が楽しめたのは、その水芭蕉だけだった。あとは砂利が敷かれた堤防上の道を淡々と進むしかなかった。
 柏木川沿いを3キロも歩いたろうか?柏木川に架かる「西6線柏木橋」を渡って柏木川に別れを告げ、こんどは「ルルマップ川」という柏木川の支流にあたる川の堤防に導かれた。コースはここからゴールの島松駅を目ざすことになる。

          
          ※ 柏木川の支流ルルマップ川はいよいよ細い流れになりました。

 このルルマップ川沿いが、また何にもない。ただ、ただ水田や畑が広がる風景だけである。水田もまだ水が引かれてはいなく、単調な風景だった。
 唯一、遠くを見ると雪を被った高い峰々が遠望できるのが救いだった。鋭鋒に映るのは恵庭岳ではないかと思ったのだが、はたして?

          
          ※ ルルマップ川の堤防です。こちらは農作業の作業道の道も兼ねているようで砂利道でした。

          
          ※ 何もないルルマップ川堤防上で、唯一慰めてくれたのが遠くに見える山々でした。

 午後3時近くになると、堤防上には冷たい風が吹き始めた。午前中は汗ばむほどだったのに、天候の急変である。私はあわててウィンドブレーカーを羽織った。

 やがてルルマップ川沿いを離れ、島松の街中の住宅街を通りゴールの島松駅に着いた。
 このコースは、正直言ってきわめて魅力に乏しいコースだった。この日の前半に訪れたコース(「旧島松駅逓とクラーク博士」コース)が素晴らしかっただけにが このコースは、正直言って少し残念な気がした。

          
          ※ ルルマップ川沿いを離れ、住宅地に近くなったところで見た畑で育つのは小麦でしょうか?

          
          ※ 島松の駅近くで見かけた島松神社の鳥居です。

 他から来た者にとっては例え魅力の乏しいコースであっても、住民にとっては「ちょっと一周して運動してくるか」という健康志向の人にとっては適当なコースなのかもしれない。
 このコースはそうした地元住民のために設定されたコースなのかもしれない、と自分を納得させたのだった…。


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2 コメント

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Unknown (つうぅ)
2016-05-05 17:53:40
「恵庭のフットパス」についてはかねてから興味があり、
昨年の9月に「茂漁川(もいざりがわ) ・カワセミコース」を歩いて来ました(例によって完歩してませんが(-_-;))。
手入れの行き届いた道を気持ちよく歩かせていただきました(感謝)。興味を喚起してくれる街です。
(追)拙いブログですがお越しいただき有難う御座います。宜しくお願いします<m(__)m>。
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つうぅさんへ (田舎おじさん)
2016-05-06 21:20:02
 つうぅさん、お久しぶりです。コメントありがとうございました。
 つうぅさんも恵庭のフットパスコースは気になるコースなんですね。
 つうぅさんの歩かれたコースは、まだ未体験ですが、良さそうなコースですね。いつか計画に入れることにしましょう。

 つうぅさんのブログ、旅先でもいくつか読ませていただきました。とても興味深いですね。近いうちにコメントさせていただきます。
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