田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 64 空を見上げて歩いたら…(2)

2015-04-14 21:20:49 | 札幌ぶらり散歩 & Other
 ビルの屋上といえば、宣伝の看板が大きく掲げられていたり、電波塔が立っていたり、他は無味乾燥な場合がほとんどである。ところが中には工夫して屋上空間を利用している場合がある。空を見上げて歩いたら、面白い光景に出会った。 

◇NTTドコモ南館の屋上には何が載っているのか? 
 NTTドコモ社は大通西14丁目から北1条西14丁目にかけて大きなビルを三棟も建てている。その名も本館、南館、西館という具合だ。その中でも一段と高く聳えているのが南館である。(地上16階、高さ70m超ということだ)
 その南館の屋上が特徴的な形なのだ。一見鐘楼のようにも見えるのだが、鐘の音は聞いたことがない。
 以前はその特徴的な形の部分がライトアップされ、周りを彩っていたが、省エネ時代という時代の風を受けてか、今はそういうこともなく、夜は暗闇に包まれている。
 いったい何なんだろうか?

               

          

          


◇ビルの壁にサンタが!? 
 某日、繁華街の南3条西4丁目付近を歩いているときだった。ビルの屋上ならぬ、私の頭上に大きなぬいぐるみのようなものが現れた。良く見てみると、どうやらサンタが壁にしがみついているように見えた。どうやらカラオケ店「まねきねこ」の販促のためのデコレーションのようである。
 少し離れたところから見ると、サンタ一人ではなく、ビルのさらに高いところに二人の小人がいて、サンタが壁をよじ登るのを助けているよう構図となっていた。
 それにして大胆なディスプレイである。最近、かに料理店の看板が落下して女性にけがを負わせる事件が札幌で起こったが、写真のサンタさんはしっかり安全が確保されているから、いまもまだ展示されているのだろう。

          

               

          



◇ススキノのビル街に屋上庭園? 
 ビルが乱立するススキノの南6条西3丁目に差しかかったときだった。「何か珍しいものは」と見上げる私の目に入ってきたのは、「第一ススキノビル」と書かれた7階建てのビルの最上階のところに木や植物が繁っているのが見えた。それはビルの屋上というよりは、ビルの最上階のベランダ部分を広げて庭園風にしているように遠くからは見えた。
 私の想像では、ビルのオーナーが最上階に住居を構え、その際にベランダを庭園風に設えたのではないだろうか、と想像してみたのだが…。
 東京辺りではけっこう目にする光景だが、雪国北海道ではけっこう珍しい光景ではないだろうか?

               

          

 ということで、札幌の空にもけっこうレポートできる物件が散見される。