田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

AMOEBA Ⅱ

2011-12-07 22:32:11 | その他
 AMOEBA(アメーバ)という言葉に愛着を感じていた私たちに思わぬ展開が待っていました。 (昨日の「AMOEBA Ⅰ」から続きます) 

 私たちの自己研鑽グループ「AMOEBA ○○」は、会を立ち上げたときの志を生かし着実に研鑽を深めるとともに、仲間を増やしていきました。
 そうして2年が経過したとき、私たちの学校に私たちが住む地方では有名な教育実践家であったI校長が赴任してきました。I校長は私たちの活動に大変理解を示してくれ、しばしばアドバイスもいだきました。

 そのI校長があるとき「アメーバという言葉は細胞を意味し、ある政治政党の下部組織かのような誤解を生むおそれがあるから改名したほうが良い」と言ってきました。
 私は会の名称に込められた私たちの思いを説明し理解を得ようと努めました。
 しかし、私たちのことを思って何度も言ってくるI校長の好意からの助言に私たちの意思もぐらつき始めました。
 そして、とうとう私たちはI校長の助言を受け入れ「○○授業づくり研究の会」(○○は地域名)と会の名称を改めることになったのです。

 会の名称は変わっても私たちの心の底流には“アメーバ”魂のようなものが脈々と流れていたのでしよう…。
 時が移り会を立ち上げた5人は勤務校も離れ離れになり、会の活動からも離れざるを得ない環境となってしまいました。
 そして会を立ち上げてから12年が経過していた2000年に誰からともなく、「5人でもう一度集まろう!」ということになったのです。

 久しぶりに集まった面々は、それぞれの場で活躍しながらも、教育実践に切磋琢磨していた往時が忘れられなかったようです。「一年に一度でいい、往時のようにレポートを持ち寄り、日頃の実践を批判・検討する場を持とう!」ということになりました。
 そしてその会は自然発生的に「AMOEBA・OB会」と呼称するようになったというわけです。

 以来、今年まで途切れることなく今回で13回目の「AMOEBA・OB会」が12月3~4日、定山渓温泉にて行われたというわけです。
 今回は1名が地域の行事のため参加することができず4名の会合となりましたが、それぞれレポートを持ち寄って(欠席者もレポートだけは届けてくれて)互いの実践を批判・検討し合いました。
 明日はその様子を少しだけレポートすることにしましょう。