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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

Kotoni Classic vol.35

2025-02-27 19:47:01 | ステージ & エンターテイメント
 それぞれがキャリア十分の4人が紡ぎ出す音は安定していて、聴いていて耳に心地良いものでした。西区はこのような上質のコンサートを定期的に無料で提供してくれているのが羨ましく思うのですが…。

     

 一昨日(2月26日・水)午後、西区役所地域振興課が主催する「Kotoni Classic」と題するクラシックコンサートが西区民センターで開催され参加しました。
 出演は「アンサンブル・クレセント」という4人からなる弦楽四重奏のコンサートでした。
 出演者名は、
  ◇第一ヴァイオリン   森本 千絵さん
  ◇第二ヴァイオリン   森 由紀子さん
  ◇ヴィオラ       猿渡美穂子さん
  ◇チェロ        山田 慶一さん

という結成3年目となる4人の方々でした。4人はそろそろヴェテランの域に差し掛かるキャリア十分の方々でした。

   
   ※ 演奏前のステージの様子です。

 例によって演奏された曲目を紹介すると、(作曲者名/曲名の順)
 ◇E.エルガー/愛の挨拶
 ◇作詞、作曲者不明(文部省唱歌)/冬景色
 ◇A.ヴィバルディ/四季より「冬」
 ◇ヒュート・パリ―/弦楽四重奏曲第1番 ト短調から 第1楽章
 ◇F.クライスラー/愛の喜び
 ◇E.サティ/ジュ・トゥ・ヴ
 ◇J.シュトラウス2世/美しき青きドナウ
 ◇P.チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番 ニ長調から 第1楽章
[アンコール]
 ◇P.チャイコフスキー/弦楽四重奏曲第1番 ニ長調から 第2楽章(アンダンテ・カンタビーレ)

 ラインナップを眺めて、この種の初心者向けのコンサートはわりあい耳馴染みの曲を取り上げてくれるのが私には嬉しいかぎりです。演奏された半数以上の曲は私にとっては馴染みがあり、心楽しく聴かせてもらいました。

 一方で、アンサンブル・クレセントさんたちの思いを込めた曲目も挿入されていました。そのような一曲がヒュート・パリ―の「弦楽四重奏曲第1番 ト短調」でした。まず作曲したヒュート・パリ―という方がクラシック界ではそれほど高名ではない方のようです。ウェブ上で調べても彼の名を見出すことはできませんでした。
 しかし、クレセントさんたちは密かに彼の音楽を評価し、コンサートで取り上げ演奏しているようです。
 またコンサートの最後に持ってきたチャイコフスキーの「弦楽四重奏曲第1番 ニ長調」も彼らにとって思い入れのある曲のようです。アンコールでも取り上げたほどですから…。

 私たちクラシック初心者にとっても、そして演奏されたクレセントの皆さんにとっても充足感を感ずることができる巧みなラインナップでした。

    
※ 例によってコンサート中の写真撮影はNGですが、コンサート終了後の挨拶の場面は許されると考えて一枚撮らせていただきました。

 ところでリード文でも触れましたが、西区ではこうした催しが多いように感じています。Kotani Classicfは今回で35回目の開催というのですから羨ましいかぎりです。また、東区でも定期的に区民向けのコンサートが実施されているようですが、中央区ではこうした定期的なコンサートが見当たりません。それぞれの区の考え方もあるとは思いますが、できればこうした催しを私が住む中央区でも計画していただければなぁ、と願うのですが…。




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