ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県富士見市の難波田城公園では、ハスが開花し始めています

2015年06月17日 | 季節の移ろい
 埼玉県富士見市の荒川と新河岸川の間にある難波田城公園では、ハスが咲き始めています。

 比較的小さな難波田城公園には、昔の堀跡に水を入れているために、ここでスイレンが育っています。
 
 その難波田城公園の堀の奧には、小さなハス田があり、ハスが花を咲かせ始めています。






 
 ここに植えられているハスは、行田市から譲り受けた“古代蓮”だそうです。


 
 昔の堀跡を復元した堀の中では、スイレンが育っています。スイレンは葉を堀の水面一面に広げています。しかし、ここではスイレンは花をほとんど開花させていません。






 
 スイレンも種類あるいは育つ場所によって、開花時期がかなり異なるようです。
 
 この難波田城公園は、荒川と新河岸川の間の自然堤防上に建てられた、当時の豪族の難波田氏の居城跡です。鎌倉時代に難波田氏が館を構えたのが始まりといわれています。その後、主家の扇谷上杉氏が没落するなど、上杉氏と小田原の北条氏の争いの影響を受けました。上杉氏と北条氏の争いは、現在の埼玉県一帯でいろいろな歴史を刻んでいます(広くは関八州にです)。

 もちろん、豊臣氏側による小田原城の北条氏征伐の際の“武州松山城落城”とともに、難波田城も廃城になったそうです。

 現在の難波田城公園は、富士見市の城跡発掘調査後に「難波田城公園」として整備されたものです。現在でも周囲に水田が多く、湿地帯の中に立てられた城でした。


群馬県前橋市富士見町の赤城山山頂の赤城白樺牧場に、立ち寄りました

2015年06月16日 | 旅行
 群馬県前橋市富士見町の赤城山の山頂に行った話の続きです。

 アプローチの山麓部分から赤城山山頂近くまで上って来ると、最初に赤城白樺牧場と呼ばれるなだらかな地域にでます。

 この赤城白樺牧場は、6月上旬ごろから7月上旬ごろにかけて、約10万株と見積もられるレンゲツツジが花を咲かせます。







 レンゲツツジが一面に咲き、辺りをオレンジ色に染めています。





 一部の方は、この赤城白樺牧場から覚満淵や小沼(この)まで、いくらかの山越えのトレッキングをするそうです。 この山越えする部分の入り口にも、レンゲツツジが咲いています。

 6月上旬ごろの夜明け直後の早朝には、この約10万株と見積もられるレンゲツツジが咲いている谷間に、霧がかかって幻想的になるそうです。風景写真好きの方は早朝に来ているようです。

 この赤城白樺牧場のレンゲツツジが咲いている草原部分には、ウシが放牧されるそうです。今回訪れた時は、ウシの放牧はまだのようでした。

 眼下に望むレンゲツツジが咲いている草原部分の背後にある森の中から、カッコウとホトトギスの鳴き声が響き渡ります。カッコウとホトトギスがどこに留まっているのかは、距離があり過ぎて分かりませんでした。大変残念です。

 赤城山の山頂にある大沼(おの)です。カルデラ湖です。



 想像以上に大きなカルデラ湖です。

 大沼の対岸に突き出た半島部の小鳥ヶ島には、赤城神社が鎮座しています。

群馬県前橋市の赤城山山頂にある覚満淵の周囲を散策しました

2015年06月15日 | 旅行
 群馬県前橋市富士見町の赤城山山頂の大沼の近くにある覚満淵(かくまんぶち)という小さな池に行ってみました。ここは湿原植物の宝庫だと聞いたからです。

 この覚満淵は、標高約1360メートルの高さにある、周囲1キロメートル程度の高層湿原だと聞いたので、見に行ってみました。大沼の南東側の、駒ケ岳と小地蔵岳の間に、覚満淵はあります。
 
 南側にある展望台から見下ろした覚満淵です。池の周りを回る遊歩道が見えます。


 
 現在は、雨量が少なかったので、蓄えている水量が少ないそうです。
 
 大沼側に戻って、遊歩道の入り口からの先にある“シカ避けネット”をくぐって森の中を進むと、池の端にでます(“シカ避けネット”は、シカによるゼンテイカなどへの食害を防ぐためのものです)。

 ここから遊歩道を進むと、池の周囲に多数生えているズミの木が、花を咲く終えた景色になります。

 草原の中で、低木のヤマツツジやレンゲツツジが花をよく咲かせています。





 覚満淵は中層湿原から高層湿原の湿原植物の宝庫だそうですが、今回は湿原植物にはあまり出会えませんでした。

 湿原部分では、クサタチバナが点々と咲いています。


 
 このほかには、黄色い花のウマノアシガタの花が少し咲いていました。
 
 お目当てのゼンテイカ(ニッコウキスゲ)の花の蕾は見つけられませんでした(後で伺った話では、近々、ゼンテイカの繁殖を増やす手入れを、ボランティアを集めて実施するそうです)。
 
 鳥居峠に向かうと表示された山道の入り口付近では、森陰でコバイケイソウが育っていました。


 
 覚満淵の周囲に生えているズミの木などの低木の枝では、ウグイスがよく鳴いているのですが、姿を見せた時に撮影態勢に入ると、散策する方が来て、ウグイスは葉陰に姿を消します。
 
 いくらか背の高い木の上に留まったホオジロです。


 
 良く見ると、くちばしに虫をくわえています。

 タテハチョウ系のチョウが飛んでいます。遊歩道の杭の上に、このタテハチョウ系のチョウが留まったのですが、羽根を広げてくれないので、種類は同定できません。



 今回は、薄曇りの空の下で、湿原植物にほとんど出会うことができない散策になってしまいました。


大分県で買い求めた「九州焼酎」という“焼酎ゼリー”をいただきました

2015年06月14日 | グルメ
 2015年4月に大分県に行った際に、大分空港で買い求めた「九州焼酎」という商品名の“焼酎ゼリー”をいただきました。菓蔵(かぐら)製と表示されています。

 この「九州焼酎」は売り場には何種類かあったのですが、いくつか買い求め、今回は「大分麦焼酎 すずめ」と「麦焼酎 常蔵(つねぞう)」をいただきました。1個当たり100グラムのゼリーが入っています。




 
 この「九州焼酎」という“焼酎ゼリー”に貼ってある商品説明のラベルが小さく、実は製造している和菓子店がよく読み取れませんでした。
 
 Webサイトで調べてみると、大分県由布市狭間町にある菊屋という和・洋菓子店の商品でした。この菊屋はかなり大きな和菓子店で、大分県内に販売店をいくつか持っています。少し複雑なのは、この「九州焼酎」というブランドは、菊屋の工房名として使い、大分県の焼酎を使った和・洋菓子を販売しているそうです。焼酎入りのチョコレートなどを販売しています。
 
 「九州焼酎」というブランドは、Webサイトなどの通信販売品のようです。地元の名産品の麦焼酎などを利用するというコンセプトのようです。

 さて、「大分麦焼酎 すずめ」は、大分県玖珠郡九重町の八鹿酒造の焼酎の名前です。いくつかある「大分麦焼酎 すずめ」の中の「銀座のすずめ」という麦焼酎をゼリーに混ぜてある“焼酎ゼリー”です。

 ほとんど透明のゼリーです。少し薄く琥珀色(こはくいろ)がついています。なんとなく梅ゼリーのような味わいです(梅エキスが少し入っています)。

 同様に、「麦焼酎 常蔵」は大分県臼杵市の久実屋本店がつくっている麦焼酎の名前です。これをゼリーに入れてある“焼酎ゼリー”です。

 こちらの方は、麦焼酎の味わいをいくらか感じました。ゼリーはほとんど透明です。あっさりとした味わいです。

 両方ともに、アルコール入りのゼリーなので、食後は車の運転を控えるように注意書きが示されています。食後は少し酔いが回ります。

 「九州焼酎」“焼酎ゼリー”の価格は1個当たり249円(消費税込み)との記憶があります。小振りな割には、少し高い感じです。

 また、「大分麦焼酎」(おおいたむぎじょうちゅう)という名称は、大分県酒造組合の地域団体商標として登録されています。原料がこうじを含めて麦100パーセントであって、大分県で瓶詰め・出荷される麦焼酎に使用できる商標だそうです。地域ブランドを守るための知的財産戦略が感じられます。


群馬県伊勢崎市の赤堀花しょうぶ園では、アジサイの花もよく咲いています

2015年06月14日 | 旅行
 群馬県伊勢崎市下触町にある赤堀花しょうぶ園では、ハナショウブ(花菖蒲)の花が一面に咲き誇っています。咲き誇るハナショウブの花の周囲では、アジサイ(紫陽花)の花も見ごろを迎えています。

 国指定史跡「女堀」という史跡の水路跡に水を張り、ハナショウブを多数植えたものが赤堀花しょうぶ園です。この「女堀」の堤には、ソメイヨシノの木などが植えられ、いい木陰をつくっています。

 その木々の木陰の中で、アジサイ(紫陽花)の低木が植えられ、花をよく咲かせています。





 薄い青色の花、少し青紫色の花、薄い赤紫の花と多様です。







 日本のアジサイの原種であるガクアジサイ(額アジサイ)もよく咲いています。





 日向(ひなた)に植えられたアジサイの低木もありますが、木陰で咲くアジサイの花の方がなんとなく美しくみえます。。

 赤堀花しょうぶ園を訪ねた日は、ほぼ快晴の蒸し暑い日でした。このアジサイを観賞する時は、小雨などが降る天候の方が、アジサイの持つ情緒を感じられたようです。

 「女堀」の堤の周囲に植えられたアジサイの木は、よく手入れされているものと、あまり手入れされていないものが混在していました。。