ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北海道網走郡美幌町と川上郡弟子屈町の境にある美幌峠は、霧の中でした

2015年06月27日 | 旅行
 北海道北見市市街地から、北海道網走郡美幌町と川上郡弟子屈町の境にある美幌峠(びほろとうげ)に向かいました。

 観光ガイドによると、標高525メートルの美幌峠展望台の東側の眼下には、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖(くっしゃろこ)が見えるはずでした。しかし、美幌峠近くになると、霧が濃くなり、美幌峠は霧に覆われていました。残念ながら、屈斜路湖は霧の中でした。
 
 夏日の暑さに覆われた関東と異なり、北海道北東部は日中の気温が10数度(摂氏)と肌寒い曇り空です。


 
 北海道は冷たいオホーツク高気圧に覆われ.東北地方に低気圧がある気象配置によって、曇り時々雨になっています。しかし、梅雨ではないそうです。
 
 美幌峠に向かう途中の美幌町は、豊かな農村です。道路の両側には、見渡す限りの畑が続きます。

 美幌町の麦畑はまだ麦秋を迎えていません。まだ、ムギが青々しています。この麦畑は比較的、ムギがかなり色づいているものです。


 
 ジャガイモ(北海道なので馬鈴薯?)はいくらか花を咲かせ始めたところです。






 
 このほかには、キャベツ畑もありました。

 北海道北東部の道ばたには、たぶん野生化したルピナスの花があちこちに咲いています。





 このルピナスは、元々は植えたものなのでしょうが、たぶん野生化して、花を毎年咲かせているようです。

 美幌町や北見市の各家庭に植えられている園芸種の花々も、バラやシャクヤク、ボタンなどがまだ咲いています。北海道北東部は、まだ春真っ盛りの季節であることを示しています。

 明日も曇り時々雨という天気予報です。

(追記)
 美幌町や北見市の現在の日の出の時間は午前3時40分ごろです。農家の方は夜明けと同時に、大型農機具(コンバインなど)を操作して、働き始めています。早起きに驚きました。

人気ミステリー作家の伊坂幸太郎さんの文庫本「あるキング 完全版」を読破しました

2015年06月26日 | 
 人気ミステリー作家の伊坂幸太郎さんの文庫本「あるキング 完全版」をなんとか読破しました。

 この文庫本は新潮社が、“伊坂幸太郎デビュー15周年記念”として、3カ月連続で、伊坂さんの作品を発行するシリーズの第一弾です。2015年5月1日に発行されました。
 
 この文庫本のタイトルには「完全版」と書かれています。



 この小説「あるキング」は、最初に雑誌「本とも」に2008年4月から2009年3月にかけて連載されました。そして、2009年8月に単行本として徳間書店から発行されました。さらに、2012年8月にその文庫本が徳間書店から発行されました。ここまでは珍しくない話です。
 
 今回発行された文庫本「あるキング 完全版」の解説ページに、翻訳家の柴田元幸さんが「伊坂幸太郎さんは自作を文庫本化する際に、丹念に手を入れることで知られている」と解説されています。つまり、最初の雑誌に連載したものを、単行本化に当たって再考し、いくらか書き直しました。そして、その単行本化の際に、また再考し、いくらか書き直しました。この結果、「あるキング」という作品は少しずつ中身が違う3バージョンあるため、その3バージョンをすべて集めて、完全版として文庫本化したのが、本書ということです。
 
 この文庫本では、雑誌連載版、単行本版、文庫本版の順番で並んでいます。やはり、この順番で読んでみました。しかし、いくらか細部が異なるとはいえ、ほぼ同じ話を3回読むのは苦痛でした。結局、この辺が修正してあると、発見しながら読むことになり、あまり面白くありませんでした。
 
 この作品「あるキング」は、センダイ市に拠点を置くプロ野球球団の熱心な夫婦に、男子が誕生し、野球選手目指して鍛錬を重ねた結果、小学生の時に、プロ野球の投手が投げた球をホームランできるという天才打者に成長していきます。しかし、周囲には天才肌の野球選手の誕生を好まない人もいて、以外と苦節を重ねます。
 
 伊坂さんは、「ある天才の人生の悲喜劇を書きたい」という動機で、「あるキング」を書いたそうです。実は、単行本「あるキング」は一度読んでいるのですが、可もなく不可もなくという印象でした。あまり楽しい展開ではなかったからです。
 
 なお、新潮社は6月には伊坂さんの初めてのエッセイ集の文庫本を、7月には文庫オリジナル短編集を発行するそうです。ある期待値の部数が見込める伊坂さんは、大手出版社の出版計画にしっかり組み込まれています。

日本経済新聞紙の見出し「生産性向上に政策集中 成長戦略素案」を拝読ました

2015年06月25日 | 日記
 2015年6月23日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面に掲載された、見出し「生産性向上に政策集中 成長戦略素案 ロボ・IT活用」という記事を拝読しました。

 この記事のリードには、政府は6月22日に、構造改革を進めて日本の生産性向上を狙う成長戦略「日本再興戦略」の素案をまとめたと伝えています。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「生産性向上に政策集中 成長戦略素案」として報じています。



 この記事には「成長戦略の全体像」という表が載っています。この表の中に、「大学改革・イノベーション」という項目があり、ベンチャーと連携する“特定研究大学”創設と、国立大の経営の自由度を拡大と、示されています。この中身はなかなかの“特ダネ”なのかもしれません。大学の教育と研究の生産性も向上させたいという、なかなか微妙で“愚直な要求”も掲げていることを反映したものだからです。

 日本経済新聞紙に載った、この記事の前触れの記事の一つが、2015年6月20日に発行された朝日新聞紙の朝刊中面に掲載された、見出し「見える成果 国立大に求める」という記事です。

 朝日新聞紙のWeb版である朝日新聞 DIGTALでは、見出し「見える成果 国立大に求める 交付金、配分メリハリ」と掲載されています。



 この記事は、6月15日に開催された文部科学省の有識者会議の中で、文部科学省が進める国立大学改革の主な内容が決まったと伝えます。2016年度からの6年間で、重点的に取り組む教育や研究を3種類に分け、特に人文社会科学系の学部には見直しを迫る内容と伝えます。文部科学省は国立大学への費用対効果を高めるのが狙いだが、大学側からは反発もあると伝えます。

 実は約1年前から、成長戦略「日本再興戦略」の素案の議論が始まり、文部科学省の有識者会議などで、現在86校ある国立大学を「世界最高水準の教育研究の展開拠点」「特定の分野での世界的な教育研究拠点」「地域活性化の中核拠点」の3グループに分類し、同じグループ内で競争を促し、その成果を運営費交付金に反映するという案が議論され続けています。

 地方の国立大学の中では、「地域活性化の中核拠点」グループに分類されそうな大学の一部は、この改革案に反対しています。特に、教員養成系と人文社会科学系の学部の廃止を目指しているからです。この国立大学改革プランについては、断片的な記事が多く、全体像がよくつかめません。

 この国立大学改革プラン関連の記事としては、2015年6月24日発行の日本経済新聞紙の朝刊中面に掲載された「サービス人材 大学で育む」も、この流れの施策です。政府が進める成長戦略素案の中の一案です。

 しかし、成長戦略素案の中で描かれている国立大学改革プランについては具体的な内容はよく分からないと感じています。

埼玉県比企郡川島町の平成の森公園では、オオヨシキリの鳴き声が響き渡ります。

2015年06月24日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町のほぼ真ん中に位置する平成の森公園では、オオヨシキリの大きな鳴き声が響き渡っています。今回は、平成の森公園に行った話の続きです

 平成の森公園の奧に位置する修景池の近くにヨシ原があり、その近くに立っている低木の上で、オオヨシキリが鳴いています。

 オオヨシキリは、ヨシの茂みの中から、この低木の枝に飛び上がり、鳴き始めました。




 
 くちばしを大きく開けて、大声で鳴いています。


 
 修景池の隣には、こじんまりした花菖蒲園(ハナショウブ園)があります。植えられたハナショウブは全体に花期を過ぎています。全体の1割程度が花をまだ咲かせています。



 平成の森公園には森やいくつかの園芸植物ゾーンがあります。園芸植物ゾーンで有名なのは、“薔薇の小道”です。大きなアーチ状のケージに、つるバラなどを育てているものです。5月上旬ごろは、多くの方がバラ見物に訪れます。

 その“薔薇の小道”では、まだいくらかバラが花を咲かせています。


 
 平成の森公園にある森の近くには、アジサイ(紫陽花)も多数植えられています。今が旬のアジサイの花です。





 広大な平成の森公園では、季節の花が次々と咲くために、来場者はその時々の花を楽しむことができます。

埼玉県比企郡川島町の平成の森公園では、ハスの花が咲いています

2015年06月23日 | 季節の移ろい
 埼玉県比企郡川島町のほぼ真ん中に位置する平成の森公園の中にある修景池では、ハス(蓮)の花が咲き始めています。

 平成の森公園は、四方を川(荒川や越辺川=おっぺがわなど)に囲まれた川島町を表現した公園として、水路や池などが配置されています。

 その平成の森公園の奧に位置する修景池では、「古代蓮」が咲き始めています(古代蓮の詳細は表示されていません)。



 修景池の奧に少し高い展望台が設けられ、その眼下に古代ハスが咲いています。







 古代ハスの多くは薄いピンク色の花です。その中にわずかですが、ハスの花の色が白色系の花が咲いています。



 この修景池では、ウシガエルが大きな声で鳴いています。

 広大な平成の森公園には、森があり、いろいろな園芸植物が所々に植えられています。

 花を咲かせ始めたへメロカリスです。



 所々に植えられているユリ科のアガパンサスも開花直前です。



 アガパンサスの花が咲き始めると夏の訪れを感じさせます。

 広大でほぼ平坦な平成の森公園には、小さな子供ずれの親子が多数来て、各地で遊んでいます。平和な風景です。