ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、台風19号の被害によって、停電中です

2019年10月15日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、10月12日夜に通過した台風19号によって、停電などの被害がでています。

 佐久市市街地から東端にある佐久荒船高原までの送電線が数カ所、壊れたために、佐久荒船高原は12日夜から停電したままだそうです。山の中なので、倒木もあり、道路も壊れていて、停電が復旧する見通しは立っていません。
 
 佐久荒船高原の北側には、上信越自動車道がおおまかには東西に結んでいます。この群馬県側の松井田妙義インターチェンジと、長野県側の佐久インターチェンジは通行止めが続いています。

 この通行止め解除の見込みは、現時点では立っていないそうです。妙義山系と浅間山山系の山の中にあり、甘楽郡下仁田町側から北佐久郡軽井沢町まで上がる山の中の高速道路なので、大雨による道路の法面の安全性などの確認が必要なようです。

 このため、群馬県富岡市などと長野県佐久市などを結ぶ国道254号には、多くのトラックが通っています。スーパーマーケットやコンビニなどに生活物資などのものを運ぶ必要があるからです。ガソリンなどの生活物資も運ぶ必要があります。

 この結果、群馬県甘楽郡下仁田町と長野県佐久市を大まかには東西に結ぶ国道254号は大混雑しています。

 特に、下仁田町の下仁田駅近くの踏切はやや狭く、信号が続くために、大渋滞しています。車はほとんど進まない状況です。このトラックの列に、普通乗用車の方々が混じって混雑しています。下仁田駅は、上信電鉄上信線の一番奥の駅です。

 佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)は曇り時々雨の天気の中で、悠然とそびえています。





 荒船山の艫岩には雲がかかっています。

 この艫岩の下の山麓を通る国道254号は大混雑しています。

(追記)群馬県甘楽郡下仁田町の市街地から西に向かって国道254号を進むと、荒船山のすそ野部分では崖が崩落して、その下にあった人家が壊れていました。山麓に降った雨量は想像を超える量で、斜面の崩落部分がまだあるようです。
 この下仁田町の10月12日の24時間降雨量は475ミリメートルと、これまでの330ミリメートルを大幅に超す、多くの雨が降ったそうです。