AKira Manabe ブンブン日記

enjoy eating fun to cooking

久万高原町

2008-10-11 01:24:34 | Weblog
◆◆久万高原町

今日は新居浜店の店舗会議のあと、小松で安藤さんと待ち合わせして、久万高原町に行きました。

久万高原町というと、久万町と美川村、面河村、柳谷村が合併してできた町です。松山から30分ですから近いですね。

久万高原町のイメージは、高原野菜ではないでしょうか。中でも久万の桃太郎トマトは有名ですよね。

愛媛の野菜の聖地みたいなイメージを持っていきましたよ。


◆◆釜あげうどん

安藤さんが変わったうどん屋さんがあると、昼ご飯はうどんを食べました。

“うどん 心”

外観からはお店には見えません。

外の壁に小さな“釜あげうどん”とあるだけの店です。

メニューは三種類。

釜あげうどんの大450円と小300円にわかめうどん。

私が食べたのは大(写真)

出汁が味噌が入っていて特徴がありました。
ネギ、テンカス、生姜、すりごまを好みで出汁に入れて食します。

味は徳島の山の中で食べた“たらいうどん”に似ていました。

美味しかったですよ♪


◆◆選果場

今回はJA広報のNさんがアテンドしてくれました。
県からもWさんが来てくれました。

この二人は愛媛大学農学部大学院生です。

まずは桃太郎トマトの選果場を見学しました。

これは凄い設備でしたよ。

ほぼ全自動で選別から箱詰めまでできます。


残念なのは、久万の桃太郎トマトは愛媛では流通されていなくて、全て京阪神への出荷だそうです。

地元愛媛の厳選食材が、地元で消費されないのはおかしな話だと思いませんか?

またトマトが青い段階で出荷されていましたね。
赤くなると熟れすぎで機械では選別できなくなるんだからだそうです。

これも変な話です。
JAさんも売上だけを見るのではなく、なんとかしてほしいですね。

地元の人の口に入らない商品って変だと思いません?


◆◆希望の星

久万高原町も全国どことも同じように、超高齢化が進んでいます。

そんななか、23才のトマト農家の山之内さんを紹介してくれました。

きちんと問題意識をもった素晴らしい若者です。

残念ながら、JAさんの縛りがあり、我が社との取り引きはできません(これも変な話)が、将来が期待できます。

◆◆ニュービジネス

久万造林さんという会社を訪問しました。

本業は林業、製材業ですが、久万のこだわり野菜を集めて、松山に配達するビジネスをやっています。

まだ初めて一年らしいですが、今後の環境の変化において、期待ができるビジネスモデルでしたね。

マルブンでもやりたいですよね。


◆◆食す

夜は三番町店で、サークルKの中岡さんと県のT女史を加えて、高岡さん自慢の愛媛県産食材で懇親会。

志を共にするだけに、和気藹々としたなかにも中身のある話ができました。


感心したのは料理です。

手前味噌で申し訳ないですが、とても美味しかったぁ。

特に美味しかったのは、鰹を厚く切り、徳島のすだちを使ってつくったソースがかかっている前菜。
熊野養鶏さんの鳥をコンフィにしてローズマリーと焼いたもの。
久万高原のどんぐりトマト(西条の高橋農園のアイコと同じ品種)を使ったパスタ。

これらが特に美味かったですよ。

こんなレベルの味を提供できているなら、間違いないです。

愛媛の食材の力強さと素晴らしさを感じましたよ。

高岡さんありがとう。