自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々
おばさんの家にあった小さな庭。
花を見るのが楽しくて、よく訪ねた。
今は住む人がいなくなり
三つ葉ばかりが生い茂っていた。
その庭で知ったたくさんの花。
覚えたたくさんの花の名前。
意識の底に息づいていたその記憶は
今、別の場所で小さな庭となり
花を咲かせ始めた。
そして
今、また子どもたちが訪れる。
「お花がきれい」
「ていれがんばってね」と。
子どもたちは
小さな花に想い寄せ
土の中の春に想いを馳せる…。
自らを咲かせようとするかのように…。
おばさんの小さな庭で…。
ラズベリー
Copyright Maoko Nakamura
最近、すんでいた方が亡くなって空き家になったお家が増えました。
荒れると寂しいですね。
maokoさんのようにおばさまのお庭を思い出して、いっぱいお花を
育てられていて、きっとおばさまは、よろこんでいらっしゃるでしょう。
ラズベリ-のお花って、こんなにきれいなお花だったのですね。
自分の庭で花を育てるようになって
そんなことを思い出しました。
いろんなことを
いろんな人からもらって
みんな大きくなるのですよね。
すっかり忘れていることも山ほどあるんでしょうが。
ラズベリーは本当は春に咲いて
夏に実がなるのかな?
1年目は実がならないようで
今年は結実せず、今頃、花が咲きました。
他にイエローベリーやブラックベリーも植えました。
来年はたくさんなればいいなと思っています。