今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

散歩とお盆と女郎花

2011-08-13 22:54:02 | 遊び・歳時

朝、散歩の途中で後ろを向いてい歩いてみる。

通り過ぎた風景が思い出のように広がる。

再び前を向いて歩く。

たくさんの風景に囲まれながら

見つめているのはほんの一部であることに

今更ながら気づく。

夕方、お墓にお参りし麻ガラで迎え火を焚く。

懐かしい人々が薄明かりの中に蘇る。

しばし去りし人々と過ごす。

たくさんの人々に支えながら

見つめているのはほんの一部であることに

今更ながらに気づく。

「そのことを忘れるな。」

朝、散歩の途中で出会い

夕べにはお墓で出会った女郎花が囁いた。

Photo Photo_2 Photo_3

女郎花〈オミナエシ科〉

copyright Maoko Nakamura


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2 コメント

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■紫苑さん (maoko)
2011-08-14 21:53:07
■紫苑さん
そうですよね、都会では送り火・迎え火もままなりませんよね。
確かキュウリが馬で、なすが牛で、
キュウリに乗って早く帰ってきてもらって
牛に乗ってゆっくり帰ってもらうのですよね。
でも、特にそのようなものを作ったりはしません。
なすをさいの目に刻んだものとお米を合わせたものを
お墓にお供えします。
あとはあんこの団子や精進料理、そうめんなどを
仏前にお供えします。
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こちらでは迎え火、送り火はたきません。 (紫苑)
2011-08-14 19:24:02
こちらでは迎え火、送り火はたきません。
なぜなら火事になるからだそうです。
スーパーにはお盆セットというのがあり、果物セットときゅうりとかなすの入ったセットを売っています。
でも高いのでやめて、父の好きだったものだけを並べました。
やはり、そちらの地方でもキュウリに割り箸をさし早く帰ってきてとか、なすにはゆっくりお帰りくださいという風習がありますか?
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