大州(愛媛県)の和紙屋さんに
置いてあった
昭和40年代製の半紙。
店主に話を聞きと
卓越した書家ほど
古い半紙を好むという。
シミがついていようが
問題なくで
時を経たものがいいという。
新しいものは
1~2年置いてから
使ったりするとのこと。
新しい半紙と
古い半紙とでは
書いた時に
「どう違うか」と問えば
「言葉では言えない」と答える。
「墨の吸収が違うか」と重ねて問えば
「言葉では言えない」と重ねて応える。
友とふたり
妙に納得して店を出る。
柏葉紫陽花〈ユキノシタ科/アジサイ科〉 勢いよく走る「かれん」
copyright Maoko Nakamura
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