自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々
ビニールポットに
入れたままにしていた花が二つ。
そのうちそのうちと思いつつ
何か月もほったらかしに。
ポットの穴から根を出して
なんとか水を得ていた花は
ひょろひょろ伸びて
かろうじて命をつないでいた。
「助けて」。
今日もまた
そのうちと思いながら
窓越しに見ていると花が叫んだ。
「助けて」。
今なら聞いてもらえる
と思ったかのように
花は力の限り叫んだ。
「助けて」。
慌ててて庭に出て土に植える。
花たちにつぐないをするのに
間に合ったのだろうか。
空からは大粒の涙のような雨。
ホトトギス<ユリ科>
リードをくわえている「かれん」
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