今、ここで(Now ,here) by 中村真生子

自分探詩(じぶんさがし)& 山陰柴犬かれんとの日々

ご飯と結婚と

2011-08-25 10:33:59 | 

「この人と結婚して良かった」

と思ったのは

食べ終わって

ご飯が一粒も残っていない

茶碗を見た時だった。

都会育ちで

男兄弟ばかりで

米は貴重品だったのだろうが

なんだかいい人に思えた。

生活の中で

互いの印象は互いに変わり

消え失せてしまったものも

新しく生まれたもののあるけれど

この習慣は

変わらず続いている。

そして年を取るほどに

ご飯がますます好きになってきた。

今は5分づきの米に

もちきびを少し加えて炊いている。

Photo_3

稲〈イネ科〉

copyright Maoko Nakamura


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
■kyabetuさん (maoko)
2011-08-26 10:47:38
■kyabetuさん
いやいや、当時、私はご飯粒を残していて
夫の食べ方にびっくりした次第で。
でも、なぜだか、その時、いい人に思えました。
何かあった時(?)は、
このことを思い出すようにしています(笑)。
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■grassさん (maoko)
2011-08-26 10:42:04
■grassさん
そうですよね、
確かにささいなことの方が
心になじむような気がします。
じわっと実感できるというか…。
きっと人類(ちょっと大げさですが…)は、
そんな幸せを幸せとして
暮らしてきたのかもしれませんね。
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maokoさんの言葉からご主人がほんとうに (kyabetu)
2011-08-25 23:24:49
maokoさんの言葉からご主人がほんとうに
いい人なんだなと、わかります。
maokoさんもいい人なんですねえ。
ほのぼのとした詩でした・・・
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ささやかなことが、すごく大きなシアワセにつなが... (grass)
2011-08-25 22:56:57
ささやかなことが、すごく大きなシアワセにつながるものなのでしょうね。
大切な事を教えていただきました。
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