日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

弟とアトム

2009年03月21日 13時48分00秒 | 日々の暮らし
今日もいいお天気ですが、やっぱりまだ肌寒く感じます。

久しぶりにアトムの大好きな弟が、我が家に来てくれる日です。
いつも予定時間よりも早目にやって来る弟なので、朝から忙しく家事をこなして、弟が来るのを待ちました。

          

仕事に出掛ける娘が、
「今日、ちいおじちゃんがアトムを連れて帰るっていう、喜びのハプニングはないの?」って聞きます。
「ちいおじちゃんは、きちんとした人だから、そんな時は前もって、アトムを連れて帰るから準備をするようにって言いはるよ。」って私。

「ふぅ~ん、アトムはいつになったら帰れるのかな?」
「仕事の始まる時間がもう少し遅かったら、ちいおじちゃんに会えるのに。。。」って、娘は残念そうに言って、仕事に出掛けました。

ランチの準備を済ませて、一息ついてると、「ピ~ン、ポ~ン」とベルが鳴り、弟が来ました。
アトムは、すごい勢いで喜んでいます。
大きな声で泣き叫びながら、必死になって弟に飛びついて行きます。

『こんなにまで喜んで貰える弟は幸せだな。』って、毎回思います。
『マリーやアンがアトムの様な立場だったら、私を見てこんなに喜ぶのだろうか?』て、ふと思いました。
『きっと、もっとあっさりしているんだろうな。』って気がします。

          

アトムは狂ったように喜んで弟の周りを行ったり来たりしてから、おトイレに行きました。
(あまりにも興奮すると、おトイレに行きたくなる様です。)
いつも通り玄関にも行って、弟の靴をクンクンして戻ってきました。
アトムは、する事が一杯あって忙しそうです。

アンはお台所に隠れて出て来ないのですが、煩く吠えていたマリーは弟の前で何かを訴えています。
吠えてばかりいるのに、人が好きでかまって欲しいマリーです。

          

アトムがやっと落ち着いたので、お喋りしながらランチにしました。
「連れて帰ってって言ってるから、アトムを連れて帰ってあげて。」って私。
「アトムは、ここでもう少し我慢するって言ってるぞ。」って弟。
「アトムは、お父さんの傍にいたいって言ってるよ。」って私。

九州にはワンちゃんと暮らせるマンションが少なくて、なかなか見つからないので、まだしばらくはアトムは我が家で暮らすことになるのですが、「一緒に住みたい!」というアトムの切なる思いを、アトムに代わって弟に伝えておきました。

去年の11月に弟が来た時、弟は疲れていて顔色もよくなかったので、とても心配していましたが、今日はいつもの弟に戻っていて、機嫌がよくてとっても元気でした。
弟が元気でいてくれたら、それだけで私は嬉しくて、またしばらくの間、弟と性格のよく似たアトムの世話も頑張れそうです。

          

2時間くらいお喋りしてから、弟が帰る準備をして立ち上がると、アトムは悲しそうな声で泣き始めました。
「アトム、頑張れよ!」
「また来るからな。」と言って、弟は帰って行きました。

アトムは、泣きながら行ったり来たりを繰り返していましたが、弟に言われた事は分かっている様子です。
アトムも弟の身体の状態などが分かっていて、今回元気そうな弟だったので、安心して弟の話を聞いたのかも知れません。

いつも私が言って聞かせても、まったく聞いていないアトムなのに、弟の言っている事は、とってもよく理解できている様に思えます。

まだしばらくアトムは居候の生活ですが、また弟が会いに来てくれる日を楽しみにしながら、みんなで頑張ればいいと思っています。
幸せそうなアトムを見たので、今日は何かとっても嬉しくて、『私も頑張ろう!』って気持ちになります。

『幸せ』って、いいなぁ。。。


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