日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

やきもち

2007年01月07日 22時05分00秒 | 日々の暮らし
                 <写真は、休暇中ドッグランにて>

これは、お正月の休暇中の出来事です。
忘れないように、書いておきます。

主人と私は炬燵に入って、主人は寝転んでお腹の上にマリーをのせてテレビを見ていました。
アンはソファの向うの端(私達から1番離れた所)に座って窓の方を向いて、私達から目をそらせています。
そんなことは今までなかったので、調子が悪いのかなと思って、「アン!どうしたの?」と声を掛けてみたのですが、こちらを向きません。

しばらく放っておくと、今度はトイレ(おしっこシート)の前で腹ばいになっています。
「ウンチがついているのかな?」と思ってお尻を見たけれど、ついていません。
ずっと私達の視線を避けています。

あまりにも様子が変なので心配になって、「アン!ボールは?」と言ってみました。
アンはボールが大好きなので、どんな事をしていても「ボール」って言葉に反応して、ボールを捜しに行きます。なのに、まったく反応しません。

あまりにも元気がないアンを心配して今度は主人が、マリーをお腹から下ろして、椅子に腰掛けてアンを呼びました。
すると、アンは私が呼んだり話しかけたりしている時とは全く違って、すごく喜んで主人の傍に飛んで来て、膝に前足をのせて尻尾を振っています。
主人が、「アン、ボールは?」と言うと、ボールを捜しに行って戻ってきました。
しばらくの間、嬉しそうに飛び跳ねながら、主人とボール遊びをしていました。

主人と私は気づきました。
アンはマリーにやきもちを焼いていたのです。

主人のリーとナナに対する思いが、マリーに向けられているので、主人はどうしてもマリーを優先してしまうのです。
マリーも主人に「抱っこして!」って甘えてくるので、なお更です。
アンはマリーのように、主人には甘えていけないみたいです。

「やきもち」に気づいた主人は、「アン、ごめんな。これからは平等にするからな。何でも順番やぞ。」ってアンに言い聞かせていました。

主人がマリーをしばらく抱っこして、次はアンを同じだけ抱っこするようにしたら、アンは元のアンに戻りました。
それからは、マリーが主人の傍に行くと、アンもすぐに主人の傍に行って順番を待つようになりました。

同じように愛情を与えないと、すねていじけてしまうのは人間の子供と同じです。
マリーもアンも主人のことが大好きなので、2人とも同じように構ってもらって遊んでもらいたいのです。

あんな風にすねていじけているアンの姿を見たのは、初めてです。