息ができる

自然に息ができるということは、何と素晴らしいことなのだろう。
先々週風邪をひいて、喘息の発作を起こしてから、1週間は病院通いと点滴で、どうにか今の状態に回復した。
今日、病院で酸素飽和度を測ったら99％だった。
私にとっては、久しぶりに酸素たっぷりの身体になったのだ。
最近は呼吸がラクで、あの苦しさは何だったのだろうという感じ。
肺の音もきれいになっていたそうだ。
かといって、喘息が治ったわけではない。
治まっただけなのだ。
またいつ何時、発作が起こるかわからない。
風邪が誘因になることは間違いないが、ストレスとかも関係してくるし、いつ現れるかわからない爆弾を抱えていることになる。
今、一番恐れているのは年末年始の病院が休みのときのこと。
その時発作が起きたら、救急だな。
119番に電話して、当番医を聞いてそこへ行くしかないなと思っている。
ただし、断られないように、ちゃんと対応してくれることを確認しなくては。

一度あの苦しさを味わうと、恐怖心がおこる。
呼吸しているのを意識しなくなることが、どんなにすばらしいことか。
どんなに体がラクなことか。
自然体でいられることのありがたさは、この苦しさを味わった人にしかわからないと思う。

今も時々、深呼吸して、呼吸できるのを確かめている。