くるねこ大和さんのコミックを読んでいると、私でも猫が飼えそうな気がしてくる。
私は犬派で、猫は飼ったことがない。
犬は2匹、北海道犬と(函館にいるとき)、引っ越してからはシェパードと柴犬のMIXを20年近く飼った。
犬はその家の一番偉い人から順に順列をつけるという。
一度一家四人で並んで犬を呼んだことがある。
そうしたら、一番に父のところ、二番に母、三番が弟、私が一番最後だった。
やっぱり毎日散歩に連れている父が一番好き、そしてご飯をくれる母が次に好き、弟は何もしないのになぜだろう。
私の方が散歩にも連れて行っているのにと、悔しかったことを覚えている。
友達が引っ越したのを機会に猫を飼った。
ボランティアのところから成猫を2匹。
寝てばかりいるから「ねこ」というらしく、まだ、甘えるところまでいっていなくて、寝てばかりいるそうだ。
それでも帰るのは楽しみだと言っていた。
私は猫は苦手なので抱くことができないし、触ることもできない。
でもくるねこ大和さんのコミックを読んでいるうち、自分でも育てられるような勘違いをおこしている。
くるねこさんが、猫飼いは奴隷だと言っていたが、そんなにマメに世話できる方ではない。
ただ、家に帰って一人で飲むよりも、猫相手に飲んだほうが楽しいのではないだろうかとおもっただけだ。
本当は借家でなければ、犬を飼いたいところだが。
でもこれから飼ったとして、犬も(猫も)何年生きるだろうか?
私の方が先に逝くということもあるかもしれないし、年を取ると散歩も面倒くさくなるだろう。
それを考えると、やはり独り身は独りで暮らすのが一番いい。
アニマルセラピーにちょっと期待したのだが、それもかなわないこと。
せめてコミックで、ほっこりしよう。